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商品説明
竹取物語、伊勢物語、枕草子などの平安朝仮名文学について、現存本文に固執する研究に疑問を提起し、誤写の可能性ほか読解の新たな手法を考える。また、和歌と物語の作中歌についての論考も収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- Ⅰ 平安朝仮名文学読解考
- 1 『竹取物語』読解・三題
- 2 この「翁」は「嫗」である
- 3 『伊勢物語』第四十五段考
- 4 『平中物語』初段の時間構造
- 5 「いとわるき人なり」考
- 6 「ともなるこよひ」考
- 7 現存本文という陥穽
- Ⅱ 和歌・作中歌読解考
- 1 神亀六年筑紫藤花の宴
著者紹介
後藤 康文
- 略歴
- 〈後藤康文〉1958年山口県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程国文学専攻単位取得。専攻は平安朝文学。博士(文学)。北海道大学大学院文学研究科教授。著書に「伊勢物語誤写誤読考」など。
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