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商品説明
力学の学習を通じて物理的思考方法が身につくテキスト。静力学、運動の法則、保存則などのほか、微分や積分、ベクトルなどの数学についても詳しく解説する。章末に演習問題も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第1章 静力学その1−力のつりあいの1次元問題
- 1.1 静力学の法則
- 1.2 作用・反作用の法則についての注意
- 1.3 重力と垂直抗力だけを用いた例題
- 1.4 糸の張力
- 1.5 系
- 1.6 弾性力
- 1.7 ベクトルへの第一歩−力の向きを正負で表現する
- 第2章 静力学その2−2次元・3次元での力のつりあい
- 2.1 2次元のつりあい
著者紹介
前野 昌弘
- 略歴
- 〈前野昌弘〉大阪大学大学院理学研究科博士後期課程修了。琉球大学理学部物質地球科学科准教授。著書に「よくわかる電磁気学」「今度こそ納得する物理・数学再入門」など。
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紙の本
しっかりと説明がなされているテキスト
2023/04/16 07:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M.F - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学レベルの力学を解説したテキストのひとつだが、その中でも、しっかりとした、丁寧な解説がなされたものに、該当すると思う。
場合によっては、結構煩雑な数式を展開することもいとわずに、力学の考え方が丁寧に説明されている。
反面、「何もそこまで徹底的に説明しなくても」と感じる人だって、中にはいると思う。
もっと、「あっさりとした」解説で済ませている本だって、いくらだって有ると思うので、この本を通読するか否かは、その人のレベルや専攻・趣向にもよると思う。
ひとつ例をあげる。
大学レベルの力学では、速度・加速度ベクトルを極座標であらわしたうえで、考察を加えることも多い。
ただし、そうは言っても、2次元の極座標にとどめて説明をする本も多いと思う。
本書においては、場合によっては、3次元の極座標も登場する。
ご自身で計算してみれば、おわかりになると思うが、3次元極座標表記の加速度(ベクトル)を計算してみるだけでも、わりと煩雑である。
(本書において、第5章の問い5-6で要求されている行為であり、結果自体も長い数式となる)。
大学レベルの力学をはじめて学ぶ方においては、その(計算)結果を見るだけでもやる気をなくしてしまう方が、なかにはいらっしゃると思う。
ただし、つきつめて詳しく解説がされているがゆえに、一冊手元に持っておいて、損をすることは無いと思う。
日頃は、より簡易なテキストを使っている方が、事典的に使うというのも考えられると思う。
(なお、私自身は一応、本文は通読した上で、このレビューを投稿している)
ただ、大学レベルの数学を、場合によっては容赦なく使って解説をする本なので(とりわけ後半になるほど)、例えば、大学に入学したばかりの春先の一年生には、ちょっとハードルが高い本ではある。
(巻末に、物理で使う数学についての解説もあるのだが、基本的には大学レベルの数学に馴染みの無い方が読むのは難しい本だと思う)
紙の本
理解が定着する超良書
2022/07/05 22:16
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:B志望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
定性的な説明はあまりなく、定量的な説明が中心ではあるが、非常に丁寧に段階を踏んで式を導出しており、非常にわかりやすく、理解が定着するようになっている。
紙の本
参考書として活用
2021/08/03 14:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかさたな - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学物理の講義の参考書の1つとして活用しています。分かりやすく書かれているので読みやすいです。
紙の本
わかりやすい
2020/05/08 16:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ryuya - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生のときに物理が得意だった人にとっては本書は簡単に思えるだろう。高校生2,3年生や物理が苦手な大学生には向いているように思える。