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紙の本
日本の10大庭園 何を見ればいいのか (祥伝社新書)
著者 重森 千青 (著)
作庭家の著者による、日本庭園の入門書。日本庭園の歴史と展開を紹介するとともに、時代・様式・規模などを考慮して選んだ10の庭園を取り上げ、豊富な写真で見どころを案内する。【...
日本の10大庭園 何を見ればいいのか (祥伝社新書)
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商品説明
作庭家の著者による、日本庭園の入門書。日本庭園の歴史と展開を紹介するとともに、時代・様式・規模などを考慮して選んだ10の庭園を取り上げ、豊富な写真で見どころを案内する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
重森 千青
- 略歴
- 〈重森千青〉1958年東京都生まれ。中央大学文学部卒業。重森庭園設計研究室代表。作庭家。庭園研究家。京都工芸繊維大学非常勤講師。庭園作品として、松尾大社瑞翔殿庭園などがある。
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日本庭園の入門書
2013/11/04 20:26
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本庭園の格好の入門書です。確実に視野が広がります。特に京都ファンや名所旧跡巡りが趣味の方は、必携です。内容は、10の日本庭園をテキストとして取り上げ、一般的な用語・見方・鑑賞法が理解できるようになっています。
本書を読んで、日本庭園には欠かすことができない要素があることを知りました。すなわち「池」・「島」・「築山」が庭園の基本的要素であることに加え、「石」も不変の要素とのこと(17ページ)。
そして『日本庭園は、池の表現であると同時に、石組の表現である。このうち、池の部分をとくに取り上げて呼んだものが「池泉庭園」であり、石組の部分がとくに強調されたものが「枯山水」と考えてよいだろう』(18ページ)と定義されていました。
さらに、三尊石組・影向石・亀島・鶴島・夜泊石・滝石組・龍門瀑・水落石・遠山石・鯉魚石・岩島・中島・石橋・舟石・遣水等々の重要なポイントが、豊富な写真を参照しながら説明されています。
私は今まで何も知らずに、漠然と日本庭園を観ていましたが、今後は本書で学習したポイントに注目して鑑賞しようと思います。