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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2014/02/01
- 出版社: 思文閣出版
- サイズ:22cm/485,19p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7842-1702-1
- 国内送料無料
紙の本
幕末期の老中と情報 水野忠精による風聞探索活動を中心に
著者 佐藤 隆一 (著)
激動の幕末期における情報収集をテーマとする研究をまとめた本。老中・水野忠精という国政の中枢にあった権力者をめぐる情報収集の問題を中心に、同時代の国政担当者と情報との関わり...
幕末期の老中と情報 水野忠精による風聞探索活動を中心に
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商品説明
激動の幕末期における情報収集をテーマとする研究をまとめた本。老中・水野忠精という国政の中枢にあった権力者をめぐる情報収集の問題を中心に、同時代の国政担当者と情報との関わりを考証する。【「TRC MARC」の商品解説】
滅びゆく江戸幕府にあって、その権力中枢にある老中たちは、公的な機関を駆使した周到な情報収集を行うとともに、一方で彼ら自身がその裁量を発揮してつくりあげた個人的な人脈による情報ネットワークにより、臨機応変に正確な情報を入手し、刻々と変わる情勢に応じた政策決定を行っていた。
本書は、水野忠精を題材とした老中の情報収集を軸に、同時代の他の事例も交えて、幕末期の老中による政治情報収集の実態とその情報内容、さらにはこれらの扱われ方を実証的に分析することで、基本的な老中の情報収集ルートの枠組を明らかにする。
悪戦苦闘と挫折をくり返しながらも国政を支え続け、結果的には敗者となった水野忠精ら幕閣の政治活動にも、明治新政府樹立への踏み台としての役割を認め、一定の歴史的評価を与える。【商品解説】
目次
- 序章 言葉としての「情報」と「風聞」「風説」
- 一 「情報」という言葉の由来とその用い方
- 二 「風聞」「風説」両語の意味と使い分け
- 三 混同されやすい「風聞」「風説」
- 第一章 老中と情報に関わる諸問題
- はじめに
- 一 幕末期の老中
- 二 幕末期の征夷をめぐる問題
- 三 井伊政権による風聞書
- 四 水野忠精と風聞書
著者紹介
佐藤 隆一
- 略歴
- 〈佐藤隆一〉1956年東京都生まれ。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士課程単位取得済退学。青山学院高等部教諭。専攻は日本近世史。洋学史研究会、明治維新史学会、日本歴史学会などの各会員。
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