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紙の本
生命のからくり (講談社現代新書)
著者 中屋敷 均 (著)
「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのか。生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という要素として捉え、生命...
生命のからくり (講談社現代新書)
生命のからくり
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商品説明
「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのか。生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という要素として捉え、生命を動かしている原理について考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。
現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。【商品解説】
目次
- 序章 生命の糸・DNA
- 第一章 生命と非生命
- 第二章 情報の保存と絶え間なき変革
- 第三章 不敗の戦略
- 第四章 幸運を蓄積する「生命」という情報システム
- 第五章 生命と文明
- 終章 絡み合う「2本の鎖」
著者紹介
中屋敷 均
- 略歴
- 〈中屋敷均〉1964年福岡県生まれ。京都大学農学部農林生物学科卒業。博士(農学)。神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は植物や糸状菌を材料にした染色体外因子の研究。
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DNAは生命を動かす自動機械である
2020/05/30 17:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:穴部 - この投稿者のレビュー一覧を見る
DNAは分子でありながら自己複製能をもち、コピーを増やし続けてきた。その過程で変異が発生することもあるが、それが生存にとって有利なものであれば、取り入れられ受け継がれていった。
このようにして生命は発展し、進化してきた。その原点がDNAという分子にあることを考えると、ありとあらゆる生物はDNAを保管しておくために形作られたのかもしれない。そう思うようになった。