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紙の本
ロックの歴史 (講談社現代新書)
著者 中山 康樹 (著)
ロックンロールは、いかにして「ロック」になったか。イギリスとアメリカが互いの音楽を「洋楽」として受容し、進化、統合させて、現在のロックが生まれるまでを明快に説く。ミュージ...
ロックの歴史 (講談社現代新書)
ロックの歴史
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商品説明
ロックンロールは、いかにして「ロック」になったか。イギリスとアメリカが互いの音楽を「洋楽」として受容し、進化、統合させて、現在のロックが生まれるまでを明快に説く。ミュージシャンの歴史的位置づけもわかる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
イギリスとアメリカが互いの音楽を「洋楽」として受容し、進化、統合させて現在のロックが生まれるまでを明快に説く。ミュージシャンの歴史的位置づけもわかるロックファン必読の書! (講談社現代新書)
<本書の内容>
第一章 イギリス・ロック史とアメリカ
第二章 エルヴィス・プレスリーの限界
第三章 ビートルズが生まれた瞬間
第四章 「黒いブルース」から「白いロック」へ
第五章 「世界の音楽・言語」としてのロック
第六章 なぜリヴァプールだったのか
第七章 ローリング・ストーンズ登場
第八章 ロックと天才ギタリストたち
第九章 「アルバムの時代」の夜明け
第十章 ジミ・ヘンドリックスの衝撃
第十一章 「サージェントペパーズ」と一九六七年
第十二章 架け橋としてのウッドストック
第十三章 ボブ・ディランの揺さぶり
第十四章 「統合」と「分化」の時代へ
第十五章 ロックが帰っていく場所
若者による革新的な音楽、こそが「ロック」のはずだった。
しかし、いまもロックを長年にわたり現役で支え続けるポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、ボブ・ディランは皆、七十代となった。
ロックは新たな局面を迎えるとともに、歴史となったのだ。
音楽評論家の中山康樹氏が、従来の枠組みにとらわれない斬新な視点で、
いかにロックが生まれたか、という大きなテーマを明快に解き明かしていく。
イギリスとアメリカが、互いの音楽を「洋楽」として受容し、
(ときに「誤読」しながら)進化させ、統合、分化させていく過程で生まれた現在のロック。
そのプロセスを丁寧に検証しつつ、大胆に意味づけていく文章には、
優れた歴史家が神のような視点から歴史を再定義・再構築し、
新しい世界観を示してくれた時のような知的興奮を覚える。
本書ではまた、いままでのロック史ではあまり表舞台に出ることがなかったミュージシャンたちが果たした重要な役割にも、光を当てる。
たとえば、クリフ・リチャード&シャドウズ、マディ・ウォーターズ、レオン・ラッセルなど、
既存の解釈では脇役となりがちだったミュージシャンの存在意義を知ることによって、
ロック史をより深く理解することができるだろう。【商品解説】
著者紹介
中山 康樹
- 略歴
- 〈中山康樹〉1952年大阪府生まれ。音楽評論家。著書に「ボブ・ディラン解体新書」「キース・ジャレットを聴け!」など。
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初心者には向かない。
2019/06/19 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1960年代までのロックやポピュラー音楽に知識がないと、何が書かれているか見当がつかない。ビートルズくらいしか知らず、洋楽について知りたいと思ったが、知らない人名の羅列。60年代までの洋楽知識がある人向け。