- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2014/05/31
- 出版社: 日本機関紙出版センター
- サイズ:19cm/172p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88900-906-4
紙の本
犬たちも戦争にいった 戦時下大阪の軍用犬
著者 森田 敏彦 (著)
戦時下、犬は軍需材料として命を奪われただけでなく、「動物兵士」になって戦場に送られた。十五年戦争期の大阪を舞台に、軍用犬の飼育者に焦点をあてて、地域レベルで戦争がどのよう...
犬たちも戦争にいった 戦時下大阪の軍用犬
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商品説明
戦時下、犬は軍需材料として命を奪われただけでなく、「動物兵士」になって戦場に送られた。十五年戦争期の大阪を舞台に、軍用犬の飼育者に焦点をあてて、地域レベルで戦争がどのように受けとめられたかを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
つくりは地味だが、堅実な内容
2020/09/20 09:45
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『かわいそうなぞう』を元祖として、
戦争と動物の関わりの話は、あまたある。
目につくのは、元祖に典型的に見られる、
動物を使ったお涙頂戴すれすれのしろもの。
本書は、つくりは地味だが、堅実な内容だ。
犬が好きであろうがなかろうが、
犬に象徴された、物言わぬサイレント・マイノリティを通して
戦争の実態を直視せざるを得ない。
文句の言えない弱者を権力者やその取り巻きが利用し尽くすのが、
戦争というもの。
歴史としてだけでなく、現代の問題にちゃんとつながっている。
こういう本は、もっとメジャーにとりあげられてほしい。