電子書籍
わかりやすい
2016/06/10 15:51
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投稿者:わんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかりくいが知らないとニュースがますます、わからないくなる。
へーと、思いながら、楽しく学べる
紙の本
イスラムの世界
2016/05/24 20:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マロちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうだったのか、イスラムの世界
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中東についてほとんど無知だった私ですが、この1冊でだいぶ分かった気になりました。笑
・イスラム教って何?
・中東問題の歴史について
・イスラエル建国について
・イラン、イラク、9・11、アフガニスタンについて
・アラブの春について
・現在のイスラム世界について
池上さんのいい所は、初心者でも分かりやすく言語や思想、制度、歴史を説明してくださることです。
「こんなの知ってて当たり前でしょ?」という感じがなくて、知ったかせずに学べて助かりました。
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イスラムについて、わかりやすく解説している。さすがは池上さん。何も知らないことが良くわかった。
【目からウロコ、無知の知】
・イスラム教徒は、世界に15億人(全人口の1/4)
・最大のイスラム国は、実はインドネシア。パキスタン、インド、バングラディッシュと続く。
・ユダヤ教も、キリスト教も、イスラム教も信仰している神は同じ。ムハマンドは預言者。
・イスラム教の宗派。スンニ派約85%。シーア派約15%。
・スンニ派主流(サウジアラビアほか)、シーア派主流(イラン)
・中東の国はアラブ人の国でスンニ派主流。イランはシーア派で、ペルシャ人の国で他の国とは異なる。
・貧困と無知が過激なテロを生み出す。対立している歴史、原因などを、ちゃん理解して悲しみの連鎖を断ち切らないと。
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イスラム世界について池上彰がいつもように詳しく書いた本。今までの著作でもイスラム世界について書かれていたもののシーア派国家とスンニ派国家はどこなのかまた、今現在どのような政争を起こしているのかいまいち分かりにくいところがあったが、この本で理解できた。今現在国際問題と化しているスンニ派のイスラム国。彼らが活発になっている今隣国のシーア派のイランがどのように動くかが個人的には気になることではある。
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文章だけでなく地図やイラストで説明されることで、かなり頭に入ってきやすかった。たくさんあってよくわからなかったイスラム過激派組織の、それぞれの成り立ちや特徴がなんとなくつかめたので、今後ニュースを見たときの理解度がかなり変わると思う。一家に一冊この本置いていいと思う。あと、歴史の説明にからめて、その出来事をテーマにした映画の紹介をたまにしてくれるのが良かった。あと、イラストが無駄にかわいい。
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今世界で話題となっているイスラム国の問題。彼らが信仰する神とは一体なんだろう。なにがどうしてイスラム国ができたのだろう。そんな疑問を抱きながら、本屋さんをぶらぶらしているところで本書と出会いました。
さすがはテレビでも活躍させれている池上彰さん。説明がとても分かりやすく、大切な出来事がぎゅっと凝縮されており、中東問題に対して無知なわたしでも頁をめくるたび知識が一つ一つと増えていき、それが面白くあっという間に読み終わってしまいました。
まずどの宗教も神は同じという項目を読み驚くことから始まりました。神が違うからこそ、教えが違い人々の間で戦争が起こっているのだとばかり思っていました。
わたしには信仰する宗教もないので、始まりの神が同じならみんな仲良くできないのかなと呑気なことを考えてしまいます。ですが、信仰する宗教の教えが絶対であるからこそ、神が同じであってもその教えが違うのであれば別物と捉えるが故、戦争が起こってしまうのですね。宗教は人々を救うものにもなりますが、恐ろしい武器にもなってしまいます。違うものを受け入れるのは難しいものですね。
今の人々の行動を見て、神は天国へと導くのか、地獄へと導くのか。
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かなり分かりやすくまとまっていると思う。特に最初の方のイスラム教の考え方については分かりやすかった。同じイスラム圏であっても180度違う態度をとっている国があるもの興味深い。中東の混乱に関しては、民族対立と宗派の対立が複雑に絡み合っているので非常に理解し難く、正直なところわかったとはいえない。単純にこれまであまり触れてこなかった話題という事もあるが、やはり文化や考え方を知らないという事が大きいと思う。何よりイスラム教について何も知らないのではイスラム世界を理解することは難しい。
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これは、非常にわかり易いし、とにかく丁寧。写真・イラストありで、わかり易くイスラム圏の国々の情報が理解できるのは非常にありがたいです。値段も1000円と安価。おすすめです。
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わかりやすかった。イスラムを学ぼうと思い最初に手にとって良かった。最後にもう一度読んで体系化させよう。
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大変分かりやすかった。イスラムの人はとても真面目なイメージだったが、思っていた以上に真面目とわかった。
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読了。完全に教科書なので、体系的に頭の中を整理出来る。イスラム教徒は世界に15億人いると言われているけど知らない事だらけ。受験勉強のテンションで読めて面白かった。
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「イスラム国」による後藤さん殺害事件をきっかけに。そもそものイスラム教の内容から、アラブの春以降の中東の動きまでわかりやすく解説している。
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何かと今話題のイスラム教。イスラム教にも、仏教に近い思想のものもあるらしい。そんな日本人にとっては、謎の多いイスラム教とイスラム国家について詳しく解説してくれてます。
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池上彰が読む「イスラム」世界
いわゆるイスラム国(IS)に日本人二人が殺害された事件があったが、イスラムあるいはイスラム教についてあまりよく知らなかったので、池上さんの本を買って読んでみた。
内容のほとんどは池上さんがテレビで解説しているものと同じだが、内容がテレビより細かく良くまとまっているのでわかりやすくいい勉強になる。
まず、世界人口の1/4がイスラム教徒であると聞かされると少々驚かされる。
そして、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はすべて同じ神を信仰する一神教で、簡単に言えば、ユダヤ教が神のいうことを聞いていないといってキリスト教が生まれ、今度はキリスト教が神のいうことを聞いていないといってイスラム教が生まれたという。つまり同じ神でも教祖が違うというだけのことであり、長い歴史の中でそれぞれの教祖の教義が形式化してできあがったというように思える。同じように仏教もいろいろと宗派はあるし、キリスト教でもその中でカトリック、プロテスタントの他、宗派はいろいろある。
また、同じイスラム教でもイランはペルシャ人でシーア派で割に世俗的、サウジアラビアはアラブ人でスンニ派で教義に厳格と違いがあり仲が悪い。地域的に近隣で人種が違うのでよくある、もっともなことのように思える。
その他、イスラエルとアラブの問題、石油の問題、アルカイダやアラブの春についていろいろと解説してあり、曖昧な理解をきちんと整理できる。
そして本の中ではあまり扱いは大きくないが、インドネシアはアジア太平洋地域の巨大なイスラム教の国であることが指摘されている。
確かに名古屋あたりに出ればヘジャブ(女性が髪を覆うベール)をしているアジア系の人を見かけることは時たまある。
国際化が進んでいて、知っておかなければならないことがたくさんあることを改めて感じる。