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日中韓を振り回すナショナリズムの正体
「気づいたら戦争」にならないための“本物の愛国者”入門。半藤一利と保阪正康が、現代日本のナショナリズムが歪んだ理由、中国と韓国の「反日感情」の歴史背景などについて語り合う...
日中韓を振り回すナショナリズムの正体
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商品説明
「気づいたら戦争」にならないための“本物の愛国者”入門。半藤一利と保阪正康が、現代日本のナショナリズムが歪んだ理由、中国と韓国の「反日感情」の歴史背景などについて語り合う。〔「ナショナリズムの正体」(文春文庫 2017年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
昭和史の泰斗2人が、いま日中韓で燃え上がるナショナリズムの実体について分析。背景にある歴史問題を直視し、憎悪の連鎖に歯止めをかけるための提言を行う。そして、他国に振り回されず権力に踊らされない、健全な日本人のナショナリズムの在り方についても示す――。大好評『そして、メディアは日本を戦争に導いた』に続く迫真の対談。
◆前帯コピー
“憎悪の連鎖”をどうやって断ち切ればいいのか
“自虐史観”“居直り史観”を共に排して、歴史を直視すれば、
解決の道は見えてくる――。
「気づいたら戦争」にならないための“本物の愛国者”入門。
◆後帯コピー
●出版メディアは、嫌中、嫌韓を無責任に煽(あお)り商売にしている
●戦後の「イヤだイヤだ反戦」でナショナリズムが歪(ゆが)んだ
●昭和の戦争を検証せずに軍拡を叫ぶのは、本物のナショナリストではない
●韓国併合は、日本にとっては侵略というよりも国防だった
●自国の誇りが高く、他国への感情が変わりやすい韓国ナショナリズム
●中国人への蔑視は日清戦争から始まった
●中国共産党にとってナショナリズムは統治の手段にすぎない
●竹島や尖閣の問題は、日中韓の国家ナショナリズムに利用されている
●日本のタカ派的言動は中国軍部に利用されるだけ
●国家総動員法と集団的自衛権、歴史が教える白紙委任の危険
●復讐戦を放棄した戦後六九年こそ、誇るべきナショナリズム
●庶民の健全なナショナリズムこそが日本を救う
●大正の論客が教える、戦争を絶滅するための法律
――本書より
【商品解説】
目次
- はじめに 今こそ、歴史の教訓に学ぶ 半藤一利
- プロローグ 「国家ナショナリズム」が「庶民ナショナリズム」を駆逐する
- 第一章 現代日本のナショナリズムが歪んだ理由
- 第二章 近代史が教える日本のナショナリズムの実体
- 第三章 中国と韓国の「反日感情」の歴史的背景
- 第四章 現代の中国および韓国のナショナリズム
- 第五章 将来に向けての日本のナショナリズム
- おわりに 憂うべき端境期にある日本社会 保阪正康
著者紹介
半藤 一利
- 略歴
- 〈半藤一利〉昭和5年東京生まれ。東京大学文学部卒業。文藝春秋専務取締役などを経て、作家。
〈保阪正康〉昭和14年札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家。
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