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紙の本
桜 (岩波新書 新赤版)
著者 勝木 俊雄 (著)
古来より日本人は桜を愛し、格別な想いを寄せてきた。生き物としての基礎知識から、人間・歴史・文化とのかかわりまで。私たちの心をとらえてやまない、花の魅力のありかを伝える。【...
桜 (岩波新書 新赤版)
桜
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商品説明
古来より日本人は桜を愛し、格別な想いを寄せてきた。生き物としての基礎知識から、人間・歴史・文化とのかかわりまで。私たちの心をとらえてやまない、花の魅力のありかを伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
里の桜、山の桜。植物としての基礎知識から、歴史文化とのかかわりまで。魅力のありかを伝える。【本の内容】
著者紹介
勝木 俊雄
- 略歴
- 〈勝木俊雄〉1967年福岡県生まれ。東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。農学博士。国立研究開発法人森林総合研究所多摩森林科学園主任研究員。著書に「日本の桜」など。
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電子書籍
桜って顔がある?!
2018/02/20 03:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うちのポチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜の本は色々あるが,有名なものに限られることが多い。
この本では,桜の分類を広く知り,特徴や開花時期・地域などの解説に加え,歴史的なことまで書かれたダイジェストとなっている。本のページ数が限られているので写真と照らし合わせてみることができないが,知識としてもつと桜を見るとき別の顔を見ることができそうである。
紙の本
楽しみ方は花見だけじゃない
2022/04/26 02:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
幸田露伴が、
「櫻は春の魂なり。
櫻は邦の匂なり。」
と讃えた花について、
植物学的な解説だけでなく、
文化的、歴史的な考察も加えた
読み応えのある一冊です。
電子書籍
桜という植物
2017/06/04 14:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねずみごっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、桜にまつわるエトセトラが載せられたネタ本ではない。
「サクラ」という植物の、現在解明されている全てを、嘘や曖昧さを極力排除して描き切った良書である。
大変分かりやすく「野生種」と「栽培種」の違いと問題点を示されており、興味さえあれば初心者でも植物学の世界に触れることができる。
私たちは桜(特に‘染井吉野‘)の過去と未来に想いを馳せながら、他の園芸植物・自然・人間をも振り返れるのではないか。
他の著書にも期待大である。
紙の本
「桜を愛でる」ための基礎知識。
2016/02/11 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は桜の保存を続けている研究者。本書には「日本のサクラの原種」や「染井吉野の由来」など幅広い桜の話が載っている。基礎的なところは遺伝学や育種学と生きものの科学の話である。初めの方では品種名や学名、地方的な特色としてつけられた名称などの混乱を扱ったりしているが、言葉の問題はまた別の難しさをも含んでいてちょっとややこしい。
日本に自生するという10種の桜の特徴なども写真付きでわかりやすく書かれている。染井吉野が二つのサクラの交配で出来た品種だということも遺伝学的にわかっているそうだが、片方の親であるオオシマザクラはもともとは本州には自生しない種類であるそうだ。美しい風景を手に入れるために日本人がつくり出した染井吉野は今では世界中に広められている。そのことの問題点など、もう一歩踏み込んだ著者の話は自然の複雑さをも考えさせるものである。
桜を愛でる本というよりは、「桜を愛でる」ための基礎知識の本だと思った。。