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民主主義の条件 大人が学んでおきたい政治のしくみ基礎のキソ
著者 砂原 庸介 （著）
自民党はなぜ強いのか？ 「統一地方選挙」って何のイミがあるの？ ニュースを見るのが楽しみになる、「納得」のための政治学。「政治は嫌い」と言う前に、知っておきたい、考えてお...
民主主義の条件 大人が学んでおきたい政治のしくみ基礎のキソ
民主主義の条件
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商品説明
自民党はなぜ強いのか？ 「統一地方選挙」って何のイミがあるの？ ニュースを見るのが楽しみになる、「納得」のための政治学。「政治は嫌い」と言う前に、知っておきたい、考えておきたい１２のことをイチから解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
大人が学んでおきたい「政治のしくみ」基礎のキソ。
民主主義の根幹を、サントリー学芸賞受賞・新進気鋭の政治学者が一からわかりやすく解説する。
日本政治をリアルに理解するための新常識が、この1冊に凝縮！
・そもそも選挙で「いちばんいい候補」を選べるの？
・自民党はなぜ強いのか？これからも強いのか？？
・なぜ、町村議会議員は「無所属」ばかりなのか？
・18歳が選挙権を持つってどういうこと？
・ダメ党首を辞めさせるには？
・参議院っていらなくない？
・どうして「高齢者」と「農村」が優先されるのか？
・「ＡＫＢ総選挙」とふつうの選挙の共通点は？
・「統一地方選挙」って何の意味があるの？
読めば、こんなソボクな疑問もスッキリ解けて、
明日からニュースの見方が変わる！【商品解説】
目次
- 序章
- 【第Ｉ部 選挙制度】
- 第１章 ダメ、ゼッタイ――罪深き中選挙区制
- 第２章 あちらを立てればこちらが立たず―― 多数制と比例制
- 第３章 混ぜるなキケン！？――混合制
- 【第ＩＩ部 政党組織】
- 第４章 ヒーローなんていらない――政党組織
- 第５章 先立つものはカネ――政治資金と政党規制
著者紹介
砂原 庸介
- 略歴
- 〈砂原庸介〉１９７８年大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科後期博士課程単位取得退学。大阪大学大学院法学研究科准教授。専門は行政学・地方自治。「大阪」でサントリー学芸賞受賞。
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紙の本
政治についてわかったつもりになる前に
2015/03/29 22:46
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東洋経済に2012年11月～2013年10月の1年間にわたって連載された「政治を嫌いという前に」を再構成してまとめたもの。雑誌連載の際には、時事的なネタについて論じる、といった感が強かったが（月刊雑誌の一つの記事であるかぎりやむをえないことではありますが）、そのホット感は残したまま、著者の選挙制度論、政党論をわかりやすく展開している。「AKB総選挙」と普通の選挙は何が違うの？というようなコラムも交えながら、読者にどうすれば届くか、ということに重きをおいて記述されている。政治について話をする前に、話を聞く前に、この本を読んでみると、なんとなくもやもやしていたことが「わかった」ような気になる本、といえるでしょう。
紙の本
選挙制度ってなんだ？
2016/05/31 01:10
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：てへぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本では小学校の社会科から教わる日本の選挙制度についての話。中学、高校でも多少話に膨らみを持たせながら学び、気が付いたら大学では社会科学を専攻する学部で学んでいた。これまで学校教育を通して学んできた日本の選挙制度について知識としては当然身についてはいたが、しかし客観視してみたことが果たしてあっただろうか？
私の生まれる前から選挙は行われており、国内でも数々の改革が行われてきた制度であるが、無論どの制度を採用してもその中に長短が内在する。
これまで日本で採用されてきた選挙制度はもちろん、他国のシステムも参照しながら一体いま私たちが権利行使しているこのシステムはどのような設計になっているのか。果たして現制度で「正しい」民意が反映されていると言えるのか。より望ましい制度はあるのか否か。
様々な視点から選挙について見つめ直すことができる良書です。
