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紙の本
昆虫の擬態 自然のだまし絵 進化が生んだ驚異の姿
著者 海野 和男 (著)
枯葉になりきる、花を装う、死んだふりをする…。1970年に昆虫の擬態写真を撮りはじめた自然写真家・海野和男。多くの昆虫との一期一会の出会いから生まれた写真を詰め込んだ、4...
昆虫の擬態 自然のだまし絵 進化が生んだ驚異の姿
自然のだまし絵 昆虫の擬態
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商品説明
枯葉になりきる、花を装う、死んだふりをする…。1970年に昆虫の擬態写真を撮りはじめた自然写真家・海野和男。多くの昆虫との一期一会の出会いから生まれた写真を詰め込んだ、45年間の集大成。【「TRC MARC」の商品解説】
1993年に写真集『昆虫の擬態』を出してから12年。そして海野氏が擬態写真を撮るようになってから45年になった。今回の写真集は、海野氏自ら「私の決定版と言えるものにしたい」という意気込みから生まれた新版の擬態の写真集。掲載写真は、400点を超えるものとなっているが、図鑑とは違い、見開きで展開する写真も多く、これまでにない見応えのある写真集となっている。巻末では、擬態に関する解説と掲載写真のここの解説が記載されている。【商品解説】
著者紹介
海野 和男
- 略歴
- 〈海野和男〉1947年東京生まれ。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。昆虫を中心とする自然写真家。「昆虫の擬態」で1994年日本写真協会年度賞受賞。他の著書に「蝶の飛ぶ風景」など。
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「とまりかた」まで擬態することに驚き。
2015/09/20 10:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1993年に出版した同名の写真集から22年。その後の写真を中心として改めて「昆虫の擬態」写真をまとめなおした写真集とのこと。
とにかく写真の量が多い。同じ種の昆虫でも新しい葉に似せているもの、枯葉に似せているもの、とさまざまだ。「たくさんの写真を提示することで法則性も導くことができたら」との著者の意図だそうである。
しかしいくら葉っぱに似ていても「ありえない」方向にくっついていては目立つばかりである。どの場所にいたらよいのかしかも「どんな格好」をする必要があるのかも彼らはわかっているに違いない。見れば見るほど巧妙さに感嘆してしまうのだが、あまりこんなのばかりを見ていると虫の周りに何気なく写っている植物すら「ムシ?」と思えてしまうのが困りものではある。
写真そのものにも圧倒されるが、個人的には、懐古的に書かれていた日高敏隆さんの言葉なども印象に残るものだった。