- 販売開始日: 2015/08/07
- 出版社: 小学館
- ISBN:978-4-09-389759-4
卑怯者の島 戦後70年特別企画
著者 小林よしのり
日本人よ、これが戦争だ!『ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論』で戦後日本人の戦争観を覆した小林よしのりが、戦後70周年の節目に、初の戦場ストーリー巨編に挑む。舞台は天皇皇后...
卑怯者の島 戦後70年特別企画
09/26まで通常1,584円
税込 1,109 円 10ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
日本人よ、これが戦争だ!
『ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論』で戦後日本人の戦争観を覆した小林よしのりが、戦後70周年の節目に、初の戦場ストーリー巨編に挑む。舞台は天皇皇后両陛下も訪問したパラオ・ペリリュー島を想定した南の島。玉砕戦に臨む日本兵を主人公に、壮絶な戦闘シーンと極限の人間ドラマを描ききる。日本の戦争ドラマにありがちな「反戦平和」や「お涙頂戴」などのお約束をすべて排除し、戦争のリアルだけを追及したこの作品は、『プライベートライアン』や『地獄の黙示録』といった戦争映画に比肩するスケールと迫力を持つ。究極の戦争ドラマに、血湧き肉躍り、心震える!
フィックス型EPUB337MB(校正データ時の数値)。
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生まれた時代
2015/09/01 23:37
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大山田権兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正年間生まれの日本男児の青春は、戦争に参加するか、もしくは戦死して靖国に御霊を奉られるかであっただろうと思う。
生まれた時代、欧米列強がアジア・アフリカ・南米諸国を植民地にしていた時代。
神ならぬ人間には、今の時代を予測することは簡単ではあるまい。
筆者や、井沢元彦や江川達彦が述べているように、歴史は連続と継承である。
この作品を読んで、「生まれた時代」が現代である私は、「今の時代に生まれてよかった」と思うことが恥ずかしい気持ちはあるが素直に安堵している。
まさしく『卑怯者』である。
物語を貫く視線
2015/09/06 01:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃんこ十段 - この投稿者のレビュー一覧を見る
素晴らしい作品である。
話に緩急があって我々を飽きさせないし、
読んでいると戦場を実際に体験しているような気分になる。
そして、何よりも特筆すべきなのは、
物語を貫く著者の視線である。
通常、物事を極端にデフォルメさせて書く傾向がある著者であるが、
この物語においては物事を誇張せず、フラットに書いており、
物語が徹底的なリアリズムで貫かれている。
おそらく、この視線が良い緊張感を物語にもたらしている。
また私見であるが、
おそらくこの視点こそが著者の伝えたかった事であり、
ネット論壇などで見られるポジショントークへの
異議申し立てになっていると思われる。
いい読書体験をさせてもらった著者に対して、
感謝をすると同時に、
著者の手による物語作品をもう何作か読んでみたいと思わせるものであった。
戦争
2015/08/31 19:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かんふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争の悲惨さ、人間の本能、その時代に生きる人の思いが伝わってきた作品です。いろいろな人に読んで欲しい作品です。
本当の戦争…
2015/08/30 17:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moto - この投稿者のレビュー一覧を見る
体験者の方々の真意は計り知れない…
忘れてはいけない、今の世を継いで行く者として…
読後に気合いの入る漫画
2016/10/12 00:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:留年天使ダブリエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は著者とはあまり政治的見解を共有していないが、この漫画には最大限の賞賛を送らねばならない。
読後、顔を上げると世界が少し変わって見える希有な漫画。
それとともに、故国の惨禍に想いを巡らさざるを得ない。
合掌
戦争の生々しさが伝わります。
2015/11/04 23:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミスプリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
来週のゴー宣道場に備え読んでみました。
よくあるメロドラマのような戦記物でなく、
実際に兵士として赴けば感じるであろう心情を
如実に表した、戦争の生々しさが伝わる作品でした。
少なくとも自分が戦場に赴けば、主人公が冒頭に見せた卑怯さを下回るような卑怯さを持つ人間であったのでしょう。そして即死、たかが知れています。
普段ネット掲示板や生温い平和論で常に上から目線で大口を叩いている連中にこそ見てもらいたい作品です。
まぁそういう方こそ読まないか、内容も理解せず自分が一番分かってる口調で、作品を蔑むのでしょうが。
非常に面白かったです。