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商品説明
【江戸川乱歩賞(第61回)】ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、「生物の時間を始めます」「体育の時間を始めます」と書かれたメッセージが置かれる連続イタズラ事件が発生。そして地元の名家出身の陶芸家が死亡し、そこにあった落書きは…。【「TRC MARC」の商品解説】
【第61回江戸川乱歩賞受賞作】問題。悪い人は誰でしょう?――ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。現場には『生物の時間を始めます』『体育の時間を始めます』といったメッセージが置かれていた。そして、地元の名家出身の陶芸家が死亡する。そこにも、『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』という落書きが。イタズラ事件と陶芸家の殺人が同一犯という疑いが深まる。同じ頃、休業していた伏見のもとに仕事の依頼がある。かつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラを任せたいという。十三年前、小学校の講堂で行われた教育界の重鎮・正木の講演の最中、教え子だった青年が客席から立ち上がり、小学生を含む300人の前で正木を刺殺。動機も背景も完全に黙秘したまま裁判で無期懲役となった。青年は判決に至る過程で一言、『これは道徳の問題なのです』とだけ語っていた。証言者の撮影を続けるうちに、過去と現在の事件との奇妙なリンクに絡め取られていくが、「ジャーナリズム」と「モラル」の狭間で、伏見はそれぞれの事件の真相に迫っていく。【商品解説】
著者紹介
呉 勝浩
- 略歴
- 〈呉勝浩〉1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。「道徳の時間」で江戸川乱歩賞を受賞。
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紙の本
今後に期待
2015/10/05 02:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
書き出しを読む限り、凝った文章で期待したが、残念ながら尻すぼみ。これでも受賞作に、かなりの加筆が施されたらしいが、今後に期待するしかるまい。文章事態の上手さは見るべきものがあると思うし、今後に期待をつなぎたい。
紙の本
今年の乱歩賞は
2015/09/30 14:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ツインパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年の乱歩賞は、私が知っている限りでは初めて巻頭の筆者近撮、受賞の言葉が無く読前から違和感を感じた。
作品自体はそれなりに面白く読めたが選考会過程を読んでまたまたスッキリせず。
何か隠しているような印象を受けるのは私だけでしょうか?
紙の本
第61回江戸川乱歩賞受賞作ですが……
2015/08/26 12:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:乾 辰巳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容に触れていますので、未読の方はご注意下さい。
小学校で催されていた講演会、多くの人が見つめる中、一人の男が講演者を刺殺。犯人は「これは道徳の時間なのです」と語った以外は黙秘、無期懲役が確定する。
十三年後、同じ町で連続イタズラ事件が発生。「生物の時間です」「体育の時間です」と続き、そして自殺と思われた遺体の近くに「道徳の時間です。殺したのは誰?」というメッセージ。
面白そうだと読む前はかなり期待していました。しかし読み進めても臨場感や緊張感がまったく感じられないんですね。メリハリのない構成で、淡々と進んでいく感じです。
主人公は十三年前の事件のドキュメンタリーを撮影しますが、監督の意図は後半で意味を持つにしろ、主人公から事件に対する熱が感じられないのが、物語に魅力を感じなかった原因かと思います。
事件に関しては言葉に込められた意味や現代との繋がりをどう書かれるのか期待していました。フィクションではこういう動機もありかなとは思いますが、もっと読者に対して勝負を挑んでほしかったです。
面白くできたはずの素材と思いますから、残念です。
紙の本
乱歩賞も地に落ちた
2015/10/15 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まき - この投稿者のレビュー一覧を見る
何故、この作品が江戸川乱歩賞を受賞したのか理解出来ない。