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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/08/04
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/277p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-386418-3
紙の本
横濱王
著者 永井 紗耶子 (著)
中国大陸で日本が戦火を交え始めていた昭和13年の横濱に、すごい男がいた。男の名は、原三溪。一人の青年が、国内有数の大富豪である彼の素顔に迫ろうとしていた―。【「BOOK」...
横濱王
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商品説明
中国大陸で日本が戦火を交え始めていた昭和13年の横濱に、すごい男がいた。男の名は、原三溪。一人の青年が、国内有数の大富豪である彼の素顔に迫ろうとしていた―。【「BOOK」データベースの商品解説】
中国大陸で日本が戦火を交え始めていた昭和13年の横濱に、すごい男がいた−。富岡製糸場のオーナーで、国内有数の大富豪である原三渓。彼の出資を得たい青年実業家の瀬田は、彼について調べ始めるが…。【「TRC MARC」の商品解説】
文化を愛する実業家にして、「無私」の男
昭和13年、青年実業家の瀬田修司は横濱に降り立った。関東大震災から復興した横濱は、ジャズが流れモガ・モボが闊歩する華やかな文化あふれる国際都市。折しも日中戦争が始まり、軍需景気にあやかりたい瀬田は、横濱一の大富豪である原三渓からの出資を得ようと、三渓について調べ始める。
実業家としての三渓は、富岡製糸場のオーナーであり「生糸王」の異名を持っていた。その一方で、関東大震災では私財をなげうって被災者たちの救済にあたった。また、稀代の数寄者としても名を馳せ、茶の湯に通じ、「西の桂離宮、東の三渓園」と言われる名園を築いた文化人。前田青邨や小林古径など、日本画家たちの育成を支援……と、いくら調べても交渉材料となるような醜聞の一つも見つからず、瀬田は苛立つ。
やがて「電力王」として知られる実業家、松永安左ヱ門に会った瀬田は、松永の仲介で三渓に会うことが叶う。
三渓園の茶室を訪れた瀬田は、そこで原三渓と出会ったことで、少しずつ考え方を変えていく。
実は少年時代、瀬田にとっては忘れえぬある記憶があった……。
【商品解説】
著者紹介
永井 紗耶子
- 略歴
- 〈永井紗耶子〉横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスのライターとして雑誌、新聞の記事を執筆。「恋の手本となりにけり」で第11回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。
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