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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/08/05
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:20cm/306p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-02795-4

紙の本

啼かない鳥は空に溺れる

著者 唯川 恵 (著)

幼い頃から母の精神的虐待に痛めつけられてきた千遙。母と2人助けあって暮らしてきた亜沙子。2人はそれぞれ結婚を決める。けれどその結婚が、“歪んだ”母娘関係をさらに暴走させ…...

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啼かない鳥は空に溺れる

税込 1,650 15pt

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商品説明

幼い頃から母の精神的虐待に痛めつけられてきた千遙。母と2人助けあって暮らしてきた亜沙子。2人はそれぞれ結婚を決める。けれどその結婚が、“歪んだ”母娘関係をさらに暴走させ…。『GINGER L.』連載に加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】

正しいのは、母だろうか、娘だろうか。
間違っているのは、娘だろうか、母だろうか。
答えはきっと、母と娘の数だけある。

母と娘の“呪縛”と“依存”をサスペンスフルに描く、
唯川恵氏、待望の長篇小説。

母に疎まれ、母に怯えてきた32歳の千遥は、愛人の援助でセレブ気取りで暮らしている。年下のフリーター・功太郎から熱心に迫られ、なんとなく関係してしまうが、もちろんそんな男を結婚相手として母に紹介できるはずがない。けれど、功太郎が公認会計士の試験に合格し、千遥の気が変わる。この相手なら、母を満足させられるのではないか、と。
母に愛され、母が大好きな28歳の亜沙子は、ずっと母と二人暮らし。母との週末ランチが習慣だ。ある日のランチに母は田畑というおとなしい男を招く。男として魅力があるわけではないが、母がいいという相手だし、とくに嫌なところもないし、と亜沙子は結婚を決める。
結婚を機に、二組の「母娘」が向き合うとき、そこに生まれるのは、謀反か和解か――。
思いがけないラストまで一気読み必至の長篇小説。【本の内容】

著者紹介

唯川 恵

略歴
〈唯川恵〉1955年金沢市生まれ。「肩ごしの恋人」で直木賞、「愛に似たもの」で柴田錬三郎賞受賞。ほかの著書に「逢魔」など。

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みんなのレビュー53件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

少なからずこう言う要素は内包してる。

2015/12/14 20:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

二組の母娘の話。二組とも極端な例だけど、多かれ少なかれ母と娘の関係ってこういう要素はあると思う。
離れたいのに離れられない、離れたと思ったのに繋がれたままだった。
心の底から憎んでるのに嫌いにはなれない、みたいな。

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紙の本

期待外れでした

2015/09/19 17:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ななこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は読後感があまり良くなく、スッキリしませんでした。
興味深いテーマではあり、若いときなら楽しめたかもしれません。
今の私にはちょっと重いかな。

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紙の本

終わり方がちょっと残念

2015/08/23 07:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

二組の母と娘。母から罵られ現代でいうところの虐待を受けて育った千遥、一方母の愛情をたっぷりと受けて育った亜沙子。
後者の亜沙子の方が一見幸せそうに聞こえるが、実はそうではなかった。
実は母親に認められたい千遥の思い、愛情を注いでくれる母親から逃れたい亜沙子。
読み進めるほどに次の展開が気になりあっという間に読んでしまいましたが、亜沙子の結末にはしっくりきたものの、千遥については本当にそれで良いのか。母への復讐は?という疑問が残りました。

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2015/08/26 13:28

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