スクールカーストの正体 -キレイゴト抜きのいじめ対応-(小学館新書)
著者 堀裕嗣
血の通った「現場のスクールカースト論」。 現役のベテラン中学校教師である著者は、「スクールカーストの決定要因は、コミュニケーション能力だ」と、その本質を喝破、学校現場で現...
スクールカーストの正体 -キレイゴト抜きのいじめ対応-(小学館新書)
06/27まで通常836円
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商品説明
血の通った「現場のスクールカースト論」。
現役のベテラン中学校教師である著者は、「スクールカーストの決定要因は、コミュニケーション能力だ」と、その本質を喝破、学校現場で現在進行形で起きている数々のいじめ、トラブル等のエピソードを紹介、分析していきます。
スクールカーストを要因とした、「LINEはずしが起きるリアルなプロセス」や、「突然キレて、暴力をふるってしまう子の事情」等々、紹介される数々のエピソードは、教育関係者ならずとも、深く考えさせられるものばかりです。
現在の子どもたちの変容の根底にあるものについて分析したうえで、全国の学校現場に向けて提案する、最終章「現代型いじめと教師の対応」は、必読です。
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カーストは,子どもだけに非ず
2015/12/31 16:13
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミュニケーション能力を「自己主張能力」「共感力」「同調力」に分けて考えている分析はとてもわかりやすい.そして,それを元に作られる階層(カースト)を是非ではなく,存在する事実として事例を分析する手法は鮮やかだった.恐ろしいのは,このカーストが学生だけのものではなく,教員も含まれるということ.そして,その立ち位置を見誤ると……なるほど,たしかにそうかもなあ.