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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/09/08
- 出版社: イカロス出版
- サイズ:21cm/355p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8022-0063-9
読割 50
紙の本
各国陸軍の教範を読む (ミリタリー選書)
著者 田村 尚也 (著)
第二次大戦までに編纂されたドイツ、フランス、ソ連、日本の各陸軍の教範を読み解き、行軍、捜索、攻撃、防御などそれぞれの局面で、各国軍がどのような戦術に基づき戦おうとしていた...
各国陸軍の教範を読む (ミリタリー選書)
各国陸軍の教範を読む
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商品説明
第二次大戦までに編纂されたドイツ、フランス、ソ連、日本の各陸軍の教範を読み解き、行軍、捜索、攻撃、防御などそれぞれの局面で、各国軍がどのような戦術に基づき戦おうとしていたのかを探る。『歴史群像』連載を加筆訂正。【「TRC MARC」の商品解説】
教範とは、各国の軍隊が編纂する教科書・マニュアルのようなもので、各国の軍事行動のドクトリン(基本的な思想・原則)が反映されている。したがってこの教範を読めば、その軍隊の戦術教義を理解することができるのである。本書では、第二次大戦までに編纂されたドイツ、フランス、ソ連、日本の各陸軍の、師団から軍レベルの運用に関する教範を平易に読み解き、行軍、捜索、攻撃、防御などそれぞれの局面で、各国軍がどのような戦術に基づいて戦おうとしていたのかを探っていく。各国軍の戦術の基本となった「教範」から第二次世界大戦の陸戦を研究する一冊である。理解を助ける図版・図表など40点以上を収録。【本の内容】
著者紹介
田村 尚也
- 略歴
- 〈田村尚也〉軍事ライター。雑誌『ミリタリークラシックス』『軍事研究』等に執筆。著書に「萌えよ!戦車学校」など。
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紙の本
一級の研究書
2016/01/11 08:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:syoki - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二次大戦勃発時においても各種戦術は未だ確立していない事が多く、各国がそれぞれのスタンスで研究を行っていた事が資料の引用によりよく示されている。
一見非合理に見える当時の戦術的な動きも、それ故と理解できる。
特に本書では同一の事に関して各国教範を比較している為、各国のスタンスの違いが良く分かる。
それらを追う事により、各種戦術についての理解も深められると思う。
教範の翻訳は旧日本陸軍の翻訳による物で、職業柄軍事の専門家でかつ各国言語の専門家でもあるスタッフが行っており、信頼性は高いと思う。(一般の翻訳家の軍事関連の翻訳精度は、総じて非常に低い。)
ただし、当時は文語体を用いており、本書ではそれをそのまま引用している為、その点では人によっては読みづらいかもしれない。
紙の本
各国陸軍は何を考えていたか。
2017/01/16 10:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
教範とは、軍隊で使われる教科書である。
教範にはその国の軍隊がどの様に戦い、勝とうとしているのかが如実に表れている。
各国の教範を並べて読むことで、何処の国がどの様な陸戦を戦う事を想定していたかが良い対比となっている一冊である。