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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2015/10/02
- 出版社: 生活書院
- サイズ:19cm/211p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86500-044-3
紙の本
アスペルガーだからこそ私は私 発達障害の娘と定型発達の母の気づきの日々
他者との関わりで気づいた障害特性、起こしやすいトラブル、苦手を補う工夫…。アスペルガー症候群の娘とその母が、具体的なエピソードをそれぞれの視点で綴る。ブログ『他者と私と自...
アスペルガーだからこそ私は私 発達障害の娘と定型発達の母の気づきの日々
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商品説明
他者との関わりで気づいた障害特性、起こしやすいトラブル、苦手を補う工夫…。アスペルガー症候群の娘とその母が、具体的なエピソードをそれぞれの視点で綴る。ブログ『他者と私と自閉症スペクトラム障害』を修正し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
白崎 やよい
- 略歴
- 〈白崎やよい〉1983年生まれ。知的障害のない自閉症スペクトラム成人当事者のピアサポートグループを設立、運営。
〈白崎花代〉1955年生まれ。不登校、いじめ、学力低下等で悩む子供達と関わる。
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紙の本
じつに明晰な記述。母娘によって書かれた、貴重で見事な当事者本。(大変勉強になりました)
2015/11/06 16:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:超絶技巧者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アスペルガーの当事者の方が書いた本も、現在ではかなり出てきて、アスペルガー当事者はどういう風に感じているのか、どういう生き辛さを感じているのかということが直接理解できる点からも、こうした当事者本というのは、非常に貴重であり、医者や専門家ばかりではなく、多くの気づきや情報を与えてくれます。
私もアスペルガー(広汎性発達障碍)に興味があり、何冊かの本を読んでいますが、この白崎やよいさんが書かれた本は、大変整理された書き方で読みやすく、また母親である白崎花代さんも後半に「母親から見た娘」という観点で書かれているので、アスペルガー理解にとっては実に優れた書籍になっていると感じました。
著者の白崎やよいさんは、理系で大学院にも行かれたと書かれていますから、かなりの知性の持ち主のようですが、そういうことも本書執筆には大変いい効果があるようで、文章が極めて読みやすいです。
私がこれまでに読んだ当事者の方が書いた本は、もちろん大変勉強になりましたが、文体や内容が少々読みづらかったのですが、本書はむしろ非常に読みやすいところが素晴らしいと思います。
読むべき本であり、読んで欲しい本だと思います。
紙の本
結果的に「発達障害」と「定形発達」との辞書を編む苦労と努力の話
2016/09/29 02:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害で、生きて行こうとする娘さんと、その娘を、なんとか「判ろう」とする「定形発達(俗に言う所の「普通」)」の母。 その間には「越えられそうで、越えられない小川」があり、母は、そのもどかしさに耐え、娘さんは、娘さんで「定形発達」の人たちと、通じ合わぬことに苦悩し、しかし、その苦悩があるからこそ、通じ合った時のうれしさを噛み締める、娘さんだ。ーーーそんな「小川」の両岸に、いくつもの「翻訳語」が交わされる。 まるで、開かない鍵を開けようとするかのように、「言葉の鍵」を「小川」のこっちと、あっちで、それぞれ探す、「探す者は見出す」で。