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紙の本
慢性病を根本から治す 「機能性医学」の考え方 (光文社新書)
著者 斎藤 糧三 (著)
アメリカで機能性医学を学び、日本で初めて認定医の資格を取得した著者が、機能性医学の基本的な考え方から慢性疾患の隠れた原因、そして治療薬に頼らないライフスタイルの改善方法ま...
慢性病を根本から治す 「機能性医学」の考え方 (光文社新書)
慢性病を根本から治す~「機能性医学」の考え方~
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商品説明
アメリカで機能性医学を学び、日本で初めて認定医の資格を取得した著者が、機能性医学の基本的な考え方から慢性疾患の隠れた原因、そして治療薬に頼らないライフスタイルの改善方法までを詳しく紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
ビル・クリントン元アメリカ大統領も取り入れたことで話題となった予防医学の最先端を、日本の機能性医学の第一人者が伝える。【本の内容】
著者紹介
斎藤 糧三
- 略歴
- 〈斎藤糧三〉1973年東京都生まれ。日本医科大学卒業。産婦人科医。日本機能性医学研究所所長、日本ファンクショナルダイエット協会・副理事長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長。
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紙の本
糖質制限+α
2016/02/24 19:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著書は、新しい医学として、機能性医学を解説しています。
現代人の多くの悩む慢性疾患に対して、心臓病、動脈硬化、便秘、精神的な悩み、頭痛、アトピー性皮膚炎、むくみと冷え、シミ、この8つを、解説している。
機能性医学は、慢性疾患を、7つのポイントから解説している。
1,防衛と修復は、炎症と免疫の関係を、また、消化と吸収では、自らエネルギーと栄養を合成出来ない為に、つねに食べ物を消化・吸収してそれらを取り入れている。
2,解毒では、肥満の一因に有害物質の蓄積が、肝臓に負担をかけて、正しく解毒が出来なくなる、 亜鉛は、胃潰瘍に処方されている。また、皮膚の傷を治す時にも、亜鉛を主成分としている、亜鉛化軟膏がある、亜鉛は、水銀の排泄も促される。
3,コミュニケーションでは、体内のコミュニケーションツールを円滑にするためには、たんぱく質、ビタミン、ミネラルのバランスが欠かせない、また、ストレスからホルモンバランスを考察している、
4,運搬では、血液とリンパ液を巡らせる、栄養状態が循環に与える影響があり、動脈硬化を防ぐ事が出来る。
5,エネルギーは、ミトコンドリアが関係していて、 ミトコンドリアを増やすために、運動の他に、寒い地域で過ごすと体温を保つ為に熱を作る、また、空腹で過ごすと、身体のエネルギーが足りないと誤解してミトコンドリアがそれぞれ増える事を指摘している。
6,組織構造安定性では、筋骨格系の材料となる、たんぱく質とビタミンミネラルが栄養素として必要で、運動の刺激が必須。
7,慢性疾患捉える機能性医学の視点で、ヒトの身体を1つの大きな塊として捉え総合的な調和を図る事で根本的に治していこうとしている。
慢性疾患の改善に
5つの習慣を提示していて、
1つ目に、新しい栄養学として、ケトジェニックダイエットを紹介している、これは糖質制限である。
2つ目は、ストレスの対処法では、6つの対処法をあげていて、ストレスを味方につけるようなものの考え方。
3つ目は、筋肉の糖代謝、ミトコンドリアと長寿遺伝子に、脳の認知症、それぞれ、3つの作用を、考察し、対策に30分ほどの速歩や簡単な筋トレ。
4つ目に、睡眠と休憩、睡眠の整え方に、光のコントロールと栄養状態を整える、ここでは、たんぱく質と、マグネシュウムを薦めている。
5つ目は、孤独が身体に悪い事をあげ、家族とソーシャルネットでは、レジャーや運動等を介して人のつながりを増やす。
これらの取り組みは、自分で試せ気軽にトライが出来る。
以上が著書の大まかな内容になっている、栄養療法は、溝口徹先生等が主張している分子整合栄養学と殆ど、類似していて、説得力は有り、
更に、ストレスや運動の取り組み方は、中村巧先生、釜池秋豊先生等は、クリニックにプールや筋トレ施設を完備させ、糖質制限を指導し成果があり、著書の内容も説得力は有る。
個人的な見解だか、私の周りのベテランのボディービルダーは、基本的に糖質制限をしているが、どの時期に糖質摂取してパフォーマンスを上げるか解っている、インスリンを出す時期をコントロールしている、また、ビタミンやミネラル、そして、たんぱく質の摂取の仕方も体調に合わせ摂取量を考えている。実は、彼等は、昔からそれらの事を試行錯誤しながら築いて来ている。
この辺の話は本来、現代医師が学ばなくてはいけない処だ、是非、著者には、これらの医学的な治療成果や研究成果をもっと掘り下げて貰いたい、「機能性医学」非常に面白いと思う、
斎藤先生の今後の活動注目していきます。お勧めの著書です。