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商品説明
現代文明の破綻の認識を前に、知と行為のループをいかに作り直すか。われわれの未来をどう確保するのか。現代フランスの思想家ジャン=ピエール・デュピュイの人類史的な全体像のエッセンスを描く。【「TRC MARC」の商品解説】
現代文明は、3・11の震災による福島原子力発電所の崩壊や、リーマン・ショックのバブル経済の崩壊に現われたように未聞の人的危機に当面するばかりでなく、本年9月の鬼怒川の氾濫に典型的に示されるように、地球的規模の異常気象など自然破壊による危機にも覆われております。
本書は、この文明の危機は、われわれ人類がどのようにその危機に向き合えばいいかという、いわば〈人類が普通に生きるうえで、どのような知恵がありうるのか〉という問いに正面から、知的かつ科学的な対応を願うジャン=ピエール・デュピュイの「賢明なるカタストロフ」への案内です。現代文明の破綻の認識を前に、知と行為のループをいかに作り直すか。われわれの未来をどう確保するのかを真摯かつ身近に問う処方箋を示します。【商品解説】
目次
- 序 〈破局〉に向き合う思想 西谷修
- ―― J=P・デュピュイ『聖なるものの刻印』から
- 思想の翻訳について
- ジャン=ピエール・デュピュイの仕事
- 多領域を横断する「生態学的」思考
- 『聖なるものの刻印』
- 哲学をはみ出る(チョー哲学?)
- 「信じない」の構造を問う
- 「破局論」あるいは「不幸の予言」
- 社会はいかにして可能なのか?
収録作品一覧
〈破局〉に向き合う | 西谷修 著 | 3−40 |
---|---|---|
J=P・デュピュイとカタストロフ論的転回 | 渡名喜庸哲 著 | 41−100 |
デュピュイの科学哲学と破局論 | 中村大介 著 | 101−146 |
著者紹介
渡名喜 庸哲
- 略歴
- 〈渡名喜庸哲〉1980年福島県生まれ。パリ第7大学博士課程修了。慶應義塾大学商学部専任講師。
〈森元庸介〉1976年大阪府生まれ。パリ西大学博士。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学研究専攻准教授。
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