ロンリのちから イラスト・ストーリーで身につく 「読み解く・伝える・議論する」論理と思考のレッスン

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論理的思考力を鍛えたいと思って読んだ本。

7つくらいの項目に分かれているが、その中で、
自分か仮説形成が弱いと感じた。

なぜ？という答えのないものに対して、
仮説がいつも1つしかない状況を創ってしまう。
今後は、なぜ？に対する答えを3つほど異なる視点から出せるようになりたい。（視点の違い：人、時間、場所）などなど。

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ストーリー仕立てで論理的思考力の基礎を養う本。
基本的な流れは映像部がアンドロイド(アリスとテレス)の映画を撮っている話で、台詞が論理的じゃないことから、論理的にするにはどうすればいいかという話になる。
なんだかいろいろ突っ込みたいところもあるけど、まずなぜ高校3年生が少なくとも二人はいるのに、2年生の子が部長なのかと(部長タイプでもなさそうだし)。
後、優等生の脚本兼監督の子の論理的思考力がひどすぎる。何でよりにもよって頭のいいという設定の子に、論理的思考力がないような設定にしたんだ。
それと、結局、撮影していた映画のタイトルはどうなったんだと。

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三段論法、しかしとただしの接続表現、水掛け論の解決の道は理由付け、説得力のなさを見抜かれやすい類比論法、意見の対立から合意形成へなど、いくつか参考になる論理があった。
ストーリー仕立てになっている。その本ストーリーと小話、解説が並んでいるのだが、ストーリーだけで十分分かるので、くどいように感じた。

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高校生向けに「実用的な論理力を開発することをめざして(p.4)」つくられた本。取りあげているのは、三段論法、接続表現、否定、類比論法等々。

三段論法、しかしとただしの接続表現、水掛け論の解決の道は理由付け、説得力のなさを見抜かれやすい類比論法、意見の対立から合意形成へなど

物語の舞台は高校の演劇部。意見が対立し、撮影が中断。そこに現れるのは、顧問の溝口先生。「ロンリのちから」で鮮やかに問題を解決していきます――。

ドラマ仕立てで「論理の仕組み」が楽しくわかる。NHK・Eテレ『高校講座』人気番組の待望の書籍化!
「あの『ロンリのちから』はスゴイ!」
「自分も学生時代に出合っておきたかった!」
……ビジネスマンにも話題となった『ロンリのちから』が内容をさらにパワーアップ、1冊に!

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論理学を知るのに同著者（野矢氏）の書いた「入門！論理学」が良いと紹介されていたのだが、論理学について全くのド素人であったため、読みやすそうなこちらの本も「入門！論理学」と併せて読んでみた。

こちらの「ロンリのちから」の方は、「入門！～」より、より「日常で議論する時に必要なこと、注意点」に焦点を当てられていたように思う。
本書は、演劇部４人と演劇部顧問の先生の計５人が、演劇の練習をする中で、「ロンリのちから」を使って、一つずつ問題を解決していくストーリーとなっている。
一見、基本的なことのように見えて、意外と日常で犯しやすい誤りが分かりやすく解説されていた。
個人的に、一番分かっていなかったなと思ったのは、恥ずかしながら04の「接続表現・ことばをつなぐ」の項目。「しかし」と「ただし」は、どちらも前後の文章で逆のことを言う接続詞なのだが、次の文章の違いが分かるだろうか？

「このレストランは美味しい。“しかし”高い」
「このレストランは美味しい。”ただし”高い」

私は、「ただし」は「しかし」の弱いバージョン（しかし＞ただし）？くらいしかぱっと違いが思いつかなかったのだが…。
正解は、「しかし」は後の文章の強調（つまり例文だと「値段が高い」ことの強調）で、「ただし」は前の文章の強調（例文では「美味しい」ことの強調（美味しい方が重要））ということらしい。
言われてみれば確かにという気がする。

他にも、「三段論法」「誤った前提・危険な飛躍」「逆さまのロンリ（A=B逆に言うとB=A？）」と「水掛け論・理由を言う」「暗黙のロンリ（前提条件は？）」「仮説形成」「否定のロンリ」「類比論法」「合意形成」の合計10個のロンリについて、それぞれストーリーの中で説明されていて分かりやすかった。

論理学って何？という人だけでなく、議論しても意見が平行線になってしまう、感情的な言い合いになってしまう、相手の意見が何かおかしいと思うが反論できない、という人は、読むとヒントになる「ロンリ」が見つかるのではないだろうか。

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大学ですれ違った先生が持っていたので、興味を持った。NHKの番組『ロンリのちから』が書籍になったもの。
野矢茂樹監修なので期待したが、基礎的な内容が多く物足りなかった。
実践的に役立つと思ったのは、最後の「合意形成」の章。相手に勝つことばかり考えていると、相手の考えが聞こえなくなる。感情ではなく、客観的に考えることが大切だ。

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高校が舞台のドラマ仕立てで、論理が開設されます。
誤った論理の、どこが間違っているかも丁寧に解説されています。
テレビ「高校講座」番組の書籍化だそうです。
推論も、割と詳しく書かれています。
入門にも、少し知っている方にも、良いかもしれません。

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逆は必ずしも真ならず。←これ普段から気をつけんと。意外と「〇〇だとすると、逆に●●だよね〜」とか、やりがちな気がする。

論理が確かか検証するには、前提と推論をチェック。

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これぞ論理的コミュニケーションの基礎！本書で取り上げている事例は比較的シンプルなケースなのでわかりやすいが、日常のシーン、仕事などではもっと複雑なケースなはず。が、論理的な構造、潜んでいる落とし穴はおそらく同様で、この本に書かれている論理力を身に付けて正しいコミュニケーションを実践したいものです。

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NHKの同番組をまとめた本。
三段論法、水掛け論といった、論理と思考のための考え方、思考法をまとめた本。
ある演劇部の物語と絡めて進んでいきます。

復習で見るのはいいんですが、番組の作りが独特、シュールで、言い回しが回りくどいので、映像で映えていたものが、文面だとしつこく思えてしまう。
この本単体ではなく、番組とセットで読みたい。