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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/12/18
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/230p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-103644-0
紙の本
校閲ガール ア・ラ・モード
著者 宮木 あや子 (著)
ファッション誌編集者、校閲部の同僚、文芸編集者、大御所作家…出版社・景凡社の面々と周囲のオモテウラ満載。【「BOOK」データベースの商品解説】校閲部の同僚、文芸編集者、大...
校閲ガール ア・ラ・モード
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商品説明
ファッション誌編集者、校閲部の同僚、文芸編集者、大御所作家…出版社・景凡社の面々と周囲のオモテウラ満載。【「BOOK」データベースの商品解説】
校閲部の同僚、文芸編集者、大御所作家…校閲ガールのまわりも大変で! 日々の仕事への活力が湧く、ワーキングエンタメ第2弾。『ダ・ヴィンチ』、ウェブサイト『ダ・ヴィンチニュース』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「校閲ガール」のまわりも大変! 出版社・景凡社の面々のオモテウラ満載
===
出版社の校閲部で働く河野悦子(こうの・えつこ)。部の同僚や上司、同期のファッション誌や文芸の編集者など、彼女をとりまく人たちも色々抱えていて……。日々の仕事への活力が湧く、ワーキングエンタメ第二弾!
===
憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、総合出版社・景凡社に就職した河野悦子。
しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。
入社して2年目、ファッション誌への異動を夢見て苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々を過ごす悦子。
そして明るく一直線な彼女の周りには、個性豊かな仕事仲間もたくさん。
悦子の同期で、帰国子女のファッション誌編集者、
これまた同期の東大出身カタブツ文芸編集者、
校閲部同僚でよきアドバイスをくれる、グレーゾーン(オネエ系)のお洒落男子、
悦子の天敵(!?)のテキトー編集男、
エリンギに似ている校閲部の部長、
なぜか悦子を気に入るベテラン作家、などなど、
彼ら彼女らも、日々の仕事の悩みや、驚くべき過去があって……。
読むと元気が出るワーキングエンタメ!
【商品解説】
出版社の校閲部で働く河野悦子(こうの・えつこ)。部の同僚や上司、同期のファッション誌や文芸の編集者など、彼女をとりまく人たちも色々抱えていて……。日々の仕事への活力が湧く、ワーキングエンタメ第二弾!【本の内容】
収録作品一覧
校閲ガールのまわりのガール・森尾 | 5−43 | |
---|---|---|
校閲ガールのまわりのガールなんだかボーイなんだか・米岡 | 45−85 | |
校閲ガールのまわりのガールというかウーマン・藤岩 | 87−128 |
著者紹介
宮木 あや子
- 略歴
- 〈宮木あや子〉1976年神奈川県生まれ。2006年「花宵道中」で女による女のためのR−18文学賞大賞と読者賞を受賞しデビュー。「セレモニー黒真珠」で酒飲み書店員大賞を受賞。他の著書に「群青」等。
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続編かと思いきや
2018/06/14 10:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
続編かと思って読んだら各登場人物に焦点を当てた短編集的な作品でちょっとびっくりしました。が、それぞれの人のことがよくわかったので満足です。
紙の本
菓子パンにイチゴホイップかけてみた。
2017/05/24 23:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「校閲ガール」の外伝です。
ア・ラ・モードとは、フランス語で現代風のという意味らしいのですが、
料理用語ではアイスクリームやクリーム・フルーツ添えなどを指します。
プリン・ア・ラ・モードってあるよなあと思いつつ、いままで意味を
知りませんでした。
校閲ガールが河野悦子のお話で、ア・ラ・モードがわき役たち
一人ずつの短編集です。ですので、あまり間をあけずに
読んだ方が楽しめるのかもしれません。
といいつつも、わたしの場合は二年近く空いていたのですが、
登場人物たちの世界をすぐに思いだしましたので、
楽しさが印象に残っていたようです。
全部で六話、一話あたり四十頁の小品です。
短いわりに、結構うまく起伏をつけてありますよ。
キャラクターの性格がありますので、好き嫌いは出て
しまいますが、いろんなパターンが取り揃えてあるので
楽しめました。
本編の校閲ガールも、軽いノリと校閲の仕事の面白さで
記憶に残ったのですが、この一冊もよくできていると思います。
お姉系の校閲君の米岡の話は、テンプレ設定のわりに
面白かったですよ。体はオトコ、心はオンナというのは
最近目につく設定ですし、妙に開き直ったりすると
嘘くさかったりしてしまうのですね。
米岡君。自然なんですよ。肩の力が抜けているというか。
作家さんの腕の確かさが垣間見えます。
オタクっぽいブスメガネちゃんの話も楽しいです。
そしてなんといっても、部長の秘密話が最高でした。
完全に太宰治の世界ですね。
もし太宰が編集者と間違いを起こしたら、そしてそれを
編集者の目で見たらという作品です。
愛してしまった過ちにとらわれ続ける二人。
メロドラマちゃんですよー
本編が菓子パン、外伝がイチゴホイップです。
深くえぐってくることはないです。本を作る人たちの世界を、
あっけらかんと楽しんじゃうシリーズです。
次があるならば、期待したいですね。