- 販売開始日: 2016/02/20
- 出版社: サンマーク出版
- ISBN:978-4-7631-3525-4
カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話
著者 木暮太一
漫画『カイジ』から“世の中のルール”を学ぶ経済学入門書として話題を呼んできた人気シリーズに、ついに最新作が登場しました。成果を出せる人と、出せない人。目標を達成できる人と...
カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話
商品説明
漫画『カイジ』から“世の中のルール”を学ぶ経済学入門書として
話題を呼んできた人気シリーズに、ついに最新作が登場しました。
成果を出せる人と、出せない人。
目標を達成できる人と、達成できない人。
夢をつかみ取れる人と、夢が夢で終わる人。
これらの違いはどこにあるのでしょうか?
その秘密を、気鋭の経済ジャーナリスト・木暮太一氏が
カイジの生き方を通じて解き明かします。
カイジは、ろくに努力したこともなく、
何か特別な能力や知識を持っているわけでもありません。
にもかかわらず、大事な勝負ごとの局面で力を発揮し、勝つことができます。
それは彼が、「したたかさ」を持っていたから――。
既存のルールや常識に疑問を投げかけ、
時としてルールを破ってでも
自分にとって本当に必要なゴールにたどり着こうとする。
そんなしたたかさこそが、
最後まで生き残り、勝利を手にするために
欠かすことのできない強さの秘訣だったのです。
ぜひあなたも、本書を通じて
目標を成し遂げるための覚悟を見出してみてください!
*目次より
第1章 したたかになれる者が、最後に勝つ
第2章 「正義」も「正解」も“つくられる”世の中
第3章 「お金」も「チャンス」もしたたかにつかみとれ
第4章 前線に出ない者は、一生勝てない
第5章 したたかになる、覚悟を決めろ
第6章 「自分の価値」は自分で決めろ
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自己啓発本ってエナジードリンクだよね。
2016/04/09 19:41
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私ってほら、皆様も薄々気づいていると思うんですが、心が広い人間じゃないですか。だからレビューで「4人のうち0人が役に立ったと言っています」とか見て「低評価はいいけど、どこが悪いかの理由がわかんねーから改善のしようがないんだよ!くそがっ!アマゾンみたいにネガティブ評価を最初から反映しないシステムならいいのに、わかってねーよなぁ!」って部屋のゴミ箱を蹴って小指を痛めるなんて子供みたいなこと、するわけないじゃないですか。
「したたか」ってなんか腹黒くて、上目使いでアヒル口しとけばいい、みたいなイメージがあるんですが、本来の意味は「相手に屈しない」「しっかりしている」「強い」というのが辞書的な意味合いなんだそうです。
「結局のところ、誰からも非難されず、誰からも反対されない“いい人”でいるためには「何もしない」以外に道はないのです」と筆者は指摘します。
とはいえ、他人の評価って気になります。影響力がある書き込みをする人は「自分が悪口を言うことのマイナス」を勘案して書いています。悪口言うのもいいけど、多数の人に「それわかるわー」って同意が必要なんですね。相手にメリットがあると感じられるものなら受け入れられるんですね。
そこの機微がわかんないわけなんですよ、私。そもそも「いい評価を頂けるのはいい事をしている」から、であって「オレの言うことが分からんチミたちが悪い」ってよりも、一人でもいい評価してくれたら、それは私とおススメ本をつなぐパッサーとなれたっていう「期待値調整」のお話が本で示されていて気に入りました。
「自分の考え」というものに対するハードルはもっと低くていいと筆者は述べます。読書は耕す作業に似ていて他者の言葉を自己に取り入れることで富裕化する特徴があります。筆者はネットにおけるベータ版を挙げます。いわば試作品でいろいろトラブルあるけど「早く出したもの勝ち」というビジネスルールに則ってサービスを琢磨していくという考え方は背中を押された気分になれました。まだまだ勝負はこれからさ。
筆者は問いかけます。「あなたにとっての勝ちは何でしょうか?」
「いろいろ失敗を恐れてレビュー書くの、やんなっちゃた」って気になっていたのですが、もともと「役に立った」「立たなかった」という数で勝負していたわけじゃない。あ、こういう目的で書いていたんだって「初心」を顧みることができたんです。
経験を積むことで、読者像を想定し、どんな言葉で人が反応するのだろう?とか考えると楽しいですし、小指の鈍痛が少し心地よく感じた読後感でした。
・・・あ。