紙の本
オマージュシリーズ第二弾。
2017/06/25 18:16
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏テーマ的には「過去と未来の組み合わせ」ということになるのだろうか?
さらっと二度目の東京オリンピックだの、金メダルの数だのというネタをふりつつ原作のカラーをがんばって残している「未来人F」もいいが、「五十年後の物語」のラストは泣ける。
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江戸川乱歩生誕120年を記念して刊行され、テレビや新聞など様々な媒体にも紹介されて話題にもなったアンソロジー『みんなの少年探偵団』。
2015年は江戸川乱歩没後50年ということで、市場も盛り上がりを見せているが、その最後の締めくくりとしての『みんなの少年探偵団』第2弾企画。
第2弾も、子供時代に少年探偵団と怪人二十面相の息詰まる対決に胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
今作では、有栖川有栖、歌野晶午、大崎梢、坂木司、平山夢明という豪華5人が「少年探偵団」オマージュに挑む!
『未来人F』有栖川有栖
『五十年後の物語』歌野晶午
『闇からの予告状』大崎梢
『うつろう宝石』坂木司
『溶解人間』平山夢
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有栖川さん、歌野さん、大崎さんは、安定の面白さ。
大崎さんと少年探偵団は、ちょっと意外な感じだったのだけど、今回の収録作の中では1番のお気に入り。
あの人を疑うのは、ミステリ読みとしては意外ではないのだろうけど、小雪ちゃんが可愛くって微笑ましい。
それに、彼女の出自も嬉しい設定。
最後のサプライズもナイス!
ひねりのきいた有栖川さん、歌野さんもさすが。
「ルール違反」の趣旨ってそれ?!とかね。
このアンソロジー、「3」があることを期待。
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有栖先生のが、メタでちょっとがっかり(´・ω・`)
なつかしい雰囲気に浸らせておいて欲しかったー。
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図書館より。
嬉しい第2弾。今回は知ってる作者さんが多くてなお嬉しい。
個人的にぞくぞくしたのは、坂木司氏の「うつろう宝石」。一番らしいと感じた作品は初読の平山夢明氏「溶解人間」。
なんにせよ、子どもに読ませるだけじゃ、もったいない(笑)
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目 次
溶 う 闇 五 未
解 つ か 十 来
人 ろ ら 年 人
間 う の 後 F
・ 宝 予 の ・
・ 石 告 物 ・
・ ・ 状 語 ・
・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・
平 坂 大 歌 有
山 木 崎 野 栖
夢 司 梢 晶 川
明 午 有
栖
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色々な人が書く、あの名作アンソロジー第2弾。
お目当ての人2名、で読んでいましたが
『今』がどれぐらいなのか、考えてしまいました。
最初の話はまだ大丈夫そうですが
スマホが出てきたり、ドローンが出てきたり。
年代的に逆算できる登場人物も出てきたり。
明智さんと二十面相と小林君さえ知っていれば
詳しい内容を知らなくても大丈夫、でした。
坂木さんと平山さんのが、人間って恐ろしい、と
思ってしまう内容でした。
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江戸川乱歩生誕120年を記念して刊行され、テレビや新聞など様々な媒体にも紹介されて話題にもなったアンソロジー『みんなの少年探偵団』。
2015年は江戸川乱歩没後50年ということで、市場も盛り上がりを見せているが、その最後の締めくくりとしての『みんなの少年探偵団』第2弾企画。
第2弾も、子供時代に少年探偵団と怪人二十面相の息詰まる対決に胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
今作では、有栖川有栖、歌野晶午、大崎梢、坂木司、平山夢明という豪華5人が「少年探偵団」オマージュに挑む!
『未来人F』有栖川有栖
『五十年後の物語』歌野晶午
『闇からの予告状』大崎梢
『うつろう宝石』坂木司
『溶解人間』平山夢
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少年探偵団オマージュアンソロジー。旧き良き時代の雰囲気はそのままに、だけど斬新な設定と物語。懐かしいような、そして昔と変わらずわくわくできる作品です。本当にこのシリーズは広く長く愛されているのだなあ、としみじみ思いました。
お気に入りは平山夢明「溶解人間」。……少年探偵団ものなのに平山さんらしくぐちゃどろ(笑)。でも雰囲気は壊していないというなかなか凄い一作です。ちなみに、子供にはこれはちょっと怖すぎるかもしれませんが。
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【収録作品】『未来人F』有栖川有栖/『五十年後の物語』歌野晶午/『闇からの予告状』大崎梢/『うつろう宝石』坂木司/『溶解人間』平山夢明
好きなんだろうなという熱意は感じられるが、本家のようにはいかないのは仕方がない。
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少年探偵団オマージュ・アンソロジー。第2弾が出るとは思わなかったので素直にうれしい。
「未来人F」…有栖川作品らしくすっきり読みやすい。オマージュ作品としてはうまくできていると思ったけど、自分はこれがいちばん楽しみにしていたのでオチにはちょっと物足りなさも。
「五十年後の物語」…そのまんま、ですね。小さいころ少年探偵団に夢中になった人たちのために、という作品。
「闇からの予告状」…オーソドックスな展開ながら、なかなか引き込まれた。時代が変わって孫やひ孫、少女や少年なところが意外におもしろかった。
「うつろう宝石」…これは好き嫌いが分かれそう? 自分はかなりときめいてしまったよ。笑
「溶解人間」…正直、どろどろ描写がすばらしすぎていまいち話に集中できなかった…
さすがに第3弾はないかな?
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【図書館本】有栖川作品目的で。オマージュ元を知らない(読んだことのない)状態ではオマージュ作品、しかも児童書は苦行だった。元を知らないから楽しめないし、突飛な展開を純粋に受け入れられる年齢でもなくなっちゃったのでwww
平山さんのみ初読み作者。話的には大崎さんのものが一番印象的。目当てだった有栖川さんのはメタ的で苦手だった。
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みんなの少年探偵団、第2弾。
個人的に、何冊も読んだことのある作家の名前が並び、さすが人気ミステリー作家ばかり、面白い!面白い!
と、大喜びで読み進んでいたのですが…
最後の作品は、ちょっと駄目でした…
バイオハザードっぽい感じで、作者の描写が優れているからだとは思いますが、グロい、ゲロい…
ハッキリ言って、CGのゲーム画面を見るより、文章を読むほうがグロかったです。
有栖川有栖 『未来人F』
歌野晶午 『五十年後の物語』
大崎梢 『闇からの予告状』
坂木司 『うつろう宝石』
平山夢明 『溶解人間』
「未来人F」が一番楽しかったです。
さすがこなれているというか。
「五十年後…」は、懐かしい思い出、いい話。
「闇からの…」と「うつろう宝石」は、オーソドックスなミステリで、なんだか雰囲気が似ているかも。
ただ、「闇からの…」は、おばあちゃまと孫娘の雰囲気がかわいく、「うつろう…」は、男同士の粋な友情みたいなものが感じられ、お二人とも、作家の個性もにじませている感じ。
両方とも面白かった。
タイプの違う作品という意味では「溶解人間」がここに入るとまた違った趣向が楽しめますね。
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シリーズ第2弾。恐ろしい悲劇を描いた平山夢明「溶解人間」が乱歩的怪奇さが感じられてよかったかな。電報や無電など、歌野晶午さんが言う「様式美であることの風流」も感じられる。明智小五郎や小林少年の子孫が活躍する大崎梢「闇からの予告状」も楽しい作品。
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江戸川乱歩生誕120年を記念して刊行され、テレビや新聞など様々な媒体にも紹介されて話題にもなったアンソロジー『みんなの少年探偵団』。
2015年は江戸川乱歩没後50年ということで、市場も盛り上がりを見せているが、その最後の締めくくりとしての『みんなの少年探偵団』第2弾企画。
第2弾も、子供時代に少年探偵団と怪人二十面相の息詰まる対決に胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
今作では、有栖川有栖、歌野晶午、大崎梢、坂木司、平山夢明という豪華5人が「少年探偵団」オマージュに挑む!
『未来人F』有栖川有栖
『五十年後の物語』歌野晶午
『闇からの予告状』大崎梢
『うつろう宝石』坂木司
『溶解人間』平山夢
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登場人物はお馴染みの怪人二十面相や明智小五郎や小林少年なのだが、時代も設定も登場人物の年齢も、さまざまな物語に仕立てられていて、興味をそそられる。現実世界でも、何代目かの二十面相と明智が対決し、小林少年が寄り添っているのかもしれないなぁと、想像が広がる一冊である。