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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/03/15
- 出版社: 秀和システム
- サイズ:21cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7980-4549-8
読割 50
紙の本
潜水艦のメカニズム完全ガイド 海の忍者を解剖する
著者 佐野 正 (著)
日本の潜水艦と潜水艇の仕組みと技術を解説するとともに、潜水艦で働く人々の使命と仕事と生活、潜水艦の設計・建造・メンテナンスについて紹介する。図や写真も多数掲載。【「TRC...
潜水艦のメカニズム完全ガイド 海の忍者を解剖する
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商品説明
日本の潜水艦と潜水艇の仕組みと技術を解説するとともに、潜水艦で働く人々の使命と仕事と生活、潜水艦の設計・建造・メンテナンスについて紹介する。図や写真も多数掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐野 正
- 略歴
- 〈佐野正〉元川崎重工業株式会社潜水艦設計部長。「ひょうごTTO(Technology Transfer Office)」代表。神戸大学客員教授。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年5月号より
書標(ほんのしるべ)さん
艦これファンや軍事マニアには期待はずれだろう1冊。兵器軍備としての潜水艦ではなく「過酷な環境下で動くことを前提として開発された乗り物」である潜水艦について書かれた本である。
潜水艦は海中を隠密裏に長時間移動する性格上、潮流耐圧防食などはもちろんのこと、居住性や高機動性の保持などクリア必須の問題が山積みの代物。その設計からメンテナンスまでどのような技術が用いられているのか、元川崎重工の潜水艦設計部長である著者によって文系の素人にもわかるよう平易に解説されている。数多の最先端技術が俯瞰で登場するので、工学系を志す人にはなおさら面白く読めるだろう。
紙の本
堅実で分かりやすい
2017/05/26 22:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
潜水艦の本で、華麗な写真入りの本は結構あるのですが、この本は字と図ばっかりでかなり地味です。しかしそこにピンとくるものがあります。つまり、中身が勝負なのだと。
珍しいのも当然で、潜水艦を設計する仕事をされていた方が書かれた本でした。潜水艦とはどうなっているのか?どうやって作るのか?何をしているのか?中の人はどんな人か?どうやって仕事をしたり休んだりしているのか?など、素朴な疑問に答えてくれる、素人にもとても読みやすく、分かりやすい解説です。
もちろん日本の海軍、海上自衛隊の名物、カレーの話も忘れられていません。
それにしても最先端の技術の結晶で、大変高価で製造が困難で、日本で作られているということは凄い事なのだと感慨深くなりました。一度見てみたいなあ。