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- カテゴリ:医療従事者
- 発売日:2016/04/11
- 出版社: 北大路書房
- サイズ:21cm/312p
- 利用対象:医療従事者
- ISBN:978-4-7628-2931-4
- 国内送料無料
紙の本
からだの病気のこころのケア チーム医療に活かす心理職の専門性
著者 鈴木 伸一 (編著)
チーム医療において、いかに「からだの病気」を抱えた患者に「こころのケア」を提供していくかについて、身体疾患の各領域における実践例とともに紹介する。「医療心理学の新展開」の...
からだの病気のこころのケア チーム医療に活かす心理職の専門性
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商品説明
チーム医療において、いかに「からだの病気」を抱えた患者に「こころのケア」を提供していくかについて、身体疾患の各領域における実践例とともに紹介する。「医療心理学の新展開」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
患者の「こころ」の問題が,どのような病気やどのような治療によってもたらされるのか。また,チーム医療の一員として,身体医療との連携のなかで行われるメンタルケアとはどのようなものか。その実践について,がん,心臓疾患,糖尿病,腎疾患,脳損傷,慢性疼痛など,できるだけテーマを細分化し,網羅的に紹介する。
◆本書の概要(「はじめに」より)
本書は今後の日本の医療における「こころのケア」の道しるべになることを期待して内容を吟味して編集を行った。具体的には,まず,患者の「こころ」の問題が,どのような病気やどのような治療によってもたらされるのかを,各領域で活躍する医師にご執筆いただき,「からだ」から「こころ」という視点を導入の柱とした。次に,「こころのケア」と一口に言っても,身体疾患患者へのケアは,精神医療で行われる心理療法やカウンセリング(一般的にイメージされる個別の心理相談など)などとは大きく異なるものである。したがって,チーム医療の一員として,あるいは身体医療との連携として行われる「こころのケア」とはどのようなものかという視点を第二の柱とした。そして,第三の柱として,上記の2つの柱を踏まえた実践としての「こころのケア」について,できるだけテーマを細分化して,かつ網羅的に紹介できるように構成した。いずれの章の著者も,各領域でのオピニオンリーダーと言って間違いない方たちであり,本書が今現在の日本における「からだの病気」の「こころのケア」のまさに最前線である。
本書が,医療機関における「こころのケア」の実践の手がかりとして活用されるとともに,医師や看護師,コメディカルスタッフの参考書となること,さらには,身体疾患患者のメンタルケアの専門家を目指す公認心理師の必須教科書として活用されることを期待したい。
◆執筆者一覧
鈴木 伸一 早稲田大学人間科学学術院 01,24●
小川 朝生 国立がん研究センター東病院精神腫瘍科 02
木村 穣 関西医科大学健康科学センター 03,20
小澤 美和 聖路加国際病院小児総合医療センター 04,11
西村 勝治 東京女子医科大学神経精神科 05
筒井 順子 東京女子医科大学病院神経精神科 06
上田 淳子 国立がん研究センター東病院 07
佐伯 俊成 市立三次中央病院緩和ケア内科 08
堂谷 知香子 国立がん研究センター中央病院 09
古賀 晴美 千葉県がんセンター精神腫瘍科 10
久野 美智子 聖路加国際病院こども医療支援室 11-02のみ
五十嵐 友里 埼玉医科大学総合医療センターメンタルクリニック 12
石田 真弓 埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科 13
大西 秀樹 埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科 13
尾形 明子 広島大学大学院 教育学研究科 14
藤原 彩 広島大学病院小児科 15
武井 優子 宮崎大学医学部付属病院小児科 …【商品解説】
目次
- 第一部 患者の生活を取り巻く「からだ」と「こころ」の悩みを理解する
- 第1章 「からだの病気」の患者たちへの「こころのケア」が求められている
- 1節 日本の医療の現状
- 2節 身体疾患患者の精神的問題
- 3節 「からだの病気」を抱えた患者の苦悩
- 4節 「からだの病気」の「こころのケア」の構成要素
- 5節 チーム医療における「こころのケア」の展開
- 6節 本書の構成
著者紹介
鈴木 伸一
- 略歴
- 鈴木 伸一(スズキ シンイチ)
東京に生まれる
2000年 早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了
2000年 岡山県立大学保健福祉学部 専任講師
2003年 広島大学大学院心理臨床教育研究センター 准教授
現 在 早稲田大学人間科学学術院 教授 博士(人間科学)
専門領域:臨床心理学(認知行動療法),医療心理学,行動医学
これまで,東京女子医科大学,綾瀬駅前診療所心療内科,広島大学病院,赤坂クリニックなどにおいて,チーム医療におけるメンタルケアを実践。最近は,がんや心疾患をはじめとする重症身体疾患患者のメンタルケアシステムの構築や,医療現場で働くリエゾン心理師の養成などに積極的に取り組んでいる。
〈主著・論文〉
『レベルアップしたい実践家のための事例で学ぶ認知行動療法テクニックガイド』(共著) 北大路書房 2013
『うつ病の行動活性化療法』(共監訳)日本評論社 2011年
『医療心理学の新展開』(編著)北大路書房 2008年
『実践家のための認知行動療法…
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