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商品説明
大寒の炎に仕へ刀鍛冶 大杉をしづかに昇る滝しぶき かはほりや土手より低き家灯る 自然界の物の存在の不思議、言葉の不思議を探る著者の、平成20年から27年夏までの314句を収録した第3句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第三句集
自然界の物の存在の不思議、詞の不思議を改めて思う。その不思議を探っていきたい。
(著者)
◆自選十五句より
大寒の炎に仕へ刀鍛冶
暮れ残る大白鳥の渚かな
似顔絵の虚子の太首冬座敷
涅槃図に南蛮の犬耳を垂れ
たんぽぽの絮とぶヒト科亡びしあと
草に寝て水の匂へる暮春かな
人麻呂も貫之もゐる屛風かな
内股の一遍さまに初音かな
人もまたほぼ同じかほチューリップ
名を変へて大堰川なり桜餅【商品解説】
目次
- Ⅰ 平成二十年~二十一年 (二〇〇八~二〇〇九) 5
- Ⅱ 平成二十二年~二十三年 (二〇一〇~二〇一一)37
- Ⅲ 平成二十四年~二十五年(二〇一二~二〇一三) 83
- Ⅳ 平成二十六年~二十七年夏 (二〇一四~二〇一五) 131
- あとがき
著者紹介
菅 美緒
- 略歴
- 菅 美緒(すが・みを)
本名 増賀美恵子(ますが・みえこ)
1935(昭和10)年₃月 京都市に生れる。
1957(昭和32)年 大学卒業と同時に神奈川県にて教職につく。
1976(昭和51)年 「杉」入会。森澄雄に師事。
1988(昭和63)年 第一句集『諸もろ鬘かつら』上梓。
1995(平成7)年 定年退職。
2006(平成18)年 「晨」同人参加。
2009(平成21)年 第二句集『洛北』上梓。
2011(平成23)年 「梓」創刊に同人参加。
2012(平成24)年 「杉」退会
現在「晨」「梓」同人
俳人協会会員
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