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紙の本
治療のための精神分析ノート
著者 神田橋 條治 (著)
コトバを用い、コトバで表現可能な「認識」の育成を希求する精神分析治療。臨床の場面でのコトバの機能や、精神分析治療の世界などについて考えるほか、自身の半世紀を超える修練活動...
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商品説明
コトバを用い、コトバで表現可能な「認識」の育成を希求する精神分析治療。臨床の場面でのコトバの機能や、精神分析治療の世界などについて考えるほか、自身の半世紀を超える修練活動の体験を回顧し、後進への助言とする。【「TRC MARC」の商品解説】
「いのちの核はコトバでないものに支えられながら、ヒトの生はコトバによって支配されている」。著者は臨床の現場で、長くこの矛盾を乗り越えることをみずからのテーマとしてきた。コトバを治療の道具とする精神分析の治療の場で、文字言語を絶対的なものとせず、治療者と患者との間の時々刻々の関係性の変化に目をこらすことで、著者は治療の場に立ち上がってくるいのちの営みを掬い上げる。そうすることで、精神分析用語として知られるコトバの真に意味するところ、治療の本質を説いてゆく。精神分析の世界への導きに始まり、先達の教え(=理論)の咀嚼、さらには独自の技法と修練の方法を紹介するなど、半世紀以上にわたる臨床の集大成ともいえる著者、畢生の書。【商品解説】
目次
- まえがき
- I 精神分析の周辺
- アナログとデジタル
- 出会い
- 自然は折り合う
- 文化汚染
- いのち
- 病
著者紹介
神田橋 條治
- 略歴
- 〈神田橋條治〉鹿児島県生まれ。九州大学医学部卒業。鹿児島市にある伊敷病院に非常勤で勤めるかたわら、後輩の育成と指導に努める。著書に「精神科診断面接のコツ」「発想の航跡」「技を育む」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年7月号より
書標(ほんのしるべ)さん
著者の精神分析治療の拠り所は「自由連想法」だという。そのため本書もまた、「前意識」「コトバ」といったキーワードをめぐる考察が自由に連なっており、まさしく「精神分析ノート」となっている。傘寿を迎える著者の経験から引き出された言葉たちであるから、治療者にとってのヒントとなる言葉が必ず見つかるに違いない。