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紙の本
釈迢空全歌集 (角川ソフィア文庫)
著者 折口信夫 (著),岡野弘彦 (編)
近代日本に、古代の心、古代の詩歌のひびきを蘇らせた歌人・折口信夫(釈迢空)。「海やまのあひだ」から「倭をぐな」までの全歌集に、私家版・自筆歌集、拾遺、関東大震災の苛烈な体...
釈迢空全歌集 (角川ソフィア文庫)
釈迢空全歌集
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商品説明
近代日本に、古代の心、古代の詩歌のひびきを蘇らせた歌人・折口信夫(釈迢空)。「海やまのあひだ」から「倭をぐな」までの全歌集に、私家版・自筆歌集、拾遺、関東大震災の苛烈な体験を詠んだ詩作品をも収めた全歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
折口信夫(釈迢空)は近代日本にまるで奇蹟のように、古代の心、古代の詩歌のひびきを、鮮烈に蘇らせた歌人であった――。
短歌滅亡論を唱えるも、その真意は再生への願いであり、日本語の多彩な表記を駆使しながらつねに短歌の未来と格闘し続けた。
折口が残した6冊の歌集に私家版・自筆選集、短歌拾遺、
さらに関東大震災に直面し、短歌形式に収めることのできない苛烈な体験を詠んだ詩作品含めた、初の文庫全歌集。
「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」
生涯「旅びと」であった折口の姿が立ち現れてくる。
【商品解説】
目次
- 海やまのあひだ
- 春のことぶれ
- 水の上
- 遠やまひこ
- 天地に宣る
- 倭をぐな
- 私家版・自筆選集
- 短歌拾遺
- 詩拾遺
収録作品一覧
海やまのあひだ | 7−97 | |
---|---|---|
春のことぶれ | 99−190 | |
水の上 | 191−257 |
著者紹介
折口信夫
- 略歴
- 1887~1953。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。大阪生れ。釈迢空は歌人としての名。天王寺中学卒業後、国学院大学に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。1919年国学院大学講師となり、のち教授として終生国学院の教職にあった。、正岡子規の「根岸短歌会」、後「アララギ」に「釈迢空」の名で参加し、作歌や選歌をしたが、やがて自己の作風と乖離し、アララギを退会。1924年(大正13年)北原白秋と同門の古泉千樫らと共に反アララギ派を結成して『日光』を創刊した。
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