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紙の本
49人の皇族軍人 戦場に立った近代日本の影の主役たち (歴史新書y)
著者 小田部雄次 (著)
近代皇族男子総数の約77パーセントが軍人となり、戊辰戦争以後、さまざまな地位で戦争に関与していた。天皇に次ぐ権威をもった彼らの、陸海軍人として果たした「役割」と「素顔」を...
49人の皇族軍人 戦場に立った近代日本の影の主役たち (歴史新書y)
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商品説明
近代皇族男子総数の約77パーセントが軍人となり、戊辰戦争以後、さまざまな地位で戦争に関与していた。天皇に次ぐ権威をもった彼らの、陸海軍人として果たした「役割」と「素顔」を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
昨今、皇室・皇族研究のなかで、「軍人としての皇族」たちの深い政治関与が新たな関心を生んでいる。戦争や分岐点には常に彼らの影があり、陰に陽に国家の決断に影響を与えた。
本書では、これまで新書1冊しか出ていない「皇族軍人の全貌」について、時系列にその実際の関与の動きを追っていくことが目的です。
【本の内容】
軍籍をもったすべての皇族を網羅!皇族軍人全49人の軌跡を追う【本の内容】
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イデオロギー色は抜きましょう
2016/08/20 21:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同著者の「大元帥と皇族軍人」二巻と基本的に同じ内容だが、この本の方が後に書かれているようだ。
「大元帥と皇族軍人」は著者の持つイデオロギー色が前面に出ている上に皇族・王公族および臣籍降下して華族になった諸王のみならず軍人になった華族や旧韓国軍出身者で叙爵した人と襲爵予定者が陸軍将校だった朝鮮貴族まで書こうとしているので、総花的だ。中公新書の「皇族」と「華族」の著者なので、華族と朝鮮貴族は別にして書いた方がよかっただろうに。
だから読むなら、この「49人の皇族軍人」の方がいい。イデオロギー色は薄いし、内容も「大元帥と皇族軍人」と違って切り詰められているし、どちらかというと軍人になった皇族・王公族(ただし王公族で記述が多いのは英親王のみ)のエピソードを通して、時代を書いているから、先行書の「皇族と帝国陸海軍」と似ている。