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49人の皇族軍人 戦場に立った近代日本の影の主役たち みんなのレビュー
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紙の本
イデオロギー色は抜きましょう
2016/08/20 21:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同著者の「大元帥と皇族軍人」二巻と基本的に同じ内容だが、この本の方が後に書かれているようだ。
「大元帥と皇族軍人」は著者の持つイデオロギー色が前面に出ている上に皇族・王公族および臣籍降下して華族になった諸王のみならず軍人になった華族や旧韓国軍出身者で叙爵した人と襲爵予定者が陸軍将校だった朝鮮貴族まで書こうとしているので、総花的だ。中公新書の「皇族」と「華族」の著者なので、華族と朝鮮貴族は別にして書いた方がよかっただろうに。
だから読むなら、この「49人の皇族軍人」の方がいい。イデオロギー色は薄いし、内容も「大元帥と皇族軍人」と違って切り詰められているし、どちらかというと軍人になった皇族・王公族(ただし王公族で記述が多いのは英親王のみ)のエピソードを通して、時代を書いているから、先行書の「皇族と帝国陸海軍」と似ている。
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