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紙の本
利休聞き書き「南方録覚書」 全訳注 (講談社学術文庫)
著者 筒井紘一 (訳)
日本独自の精神性と美意識がこめられた利休茶の思想は、現代人に心のありようを示してくれる−。千利休茶の湯の秘伝書「南方録」から「覚書」を完全収録。総ルビつき原文に現代語訳と...
利休聞き書き「南方録覚書」 全訳注 (講談社学術文庫)
利休聞き書き 「南方録 覚書」 全訳注
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商品説明
日本独自の精神性と美意識がこめられた利休茶の思想は、現代人に心のありようを示してくれる−。千利休茶の湯の秘伝書「南方録」から「覚書」を完全収録。総ルビつき原文に現代語訳と解説を付す。〔「すらすら読める南方録」(2003年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
千利休が確立した茶法、茶禅一味をめざす草庵茶の精神を伝える『南方録』は、高弟南坊宗啓が、利休居士からの聞き書きをまとめたものとされる。経済の発展とともに茶道が広がりを見せた元禄期、筑前福岡藩黒田家の家老、立花実山によって見出され、その自筆本が伝世する。「覚書」はその巻一で、利休の茶法の根本を述べる。その精神性と美意識を端的に伝える、平易な現代語訳とわかりやすい解説。原文は、総ルビ付き。
千利休が確立した茶法、茶禅一味をめざす草庵茶の精神を伝える『南方録』は、利休の高弟南坊宗啓が、利休居士からの聞き書きをまとめたものとされる。経済の発展とともに茶道が広がりを見せた元禄期、筑前福岡藩黒田家の家老、立花実山によって見出され、その自筆本が伝世する。本書はその巻一で、利休の茶法の根本が書かれた、「覚書」の全訳注。その精神性と美意識を端的に伝える、平易な現代語訳とわかりやすい解説。実山自筆書写本を底本とする原文は、総ルビ付きですらすら読める。【商品解説】
目次
- 一 宗易ある時、集雲庵にて茶湯物語ありしに
- 二 宗易へ茶に参れば、必ず手水鉢の水を
- 三 宗易の物がたりに、珠光の弟子、宗陳・宗悟と
- 四 客・亭主、互の心もち、いかやうに得心して
- 五 露地に水うつ事、大凡に心得べからず
- 六 露地の出入は、客も亭主もげたをはくこと
- 七 小座敷の花は、かならず一色を一枝か二枝
- 八 花生にいけぬ花、狂歌に、花入に入ざる花は
- 九 夜会に花を嫌ふこと、古来の事なりしを
- 一〇 或人、炉と風炉、夏・冬茶湯の心持、極意を
著者紹介
筒井紘一
- 略歴
- 1940年,福岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒。同大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。今日庵文庫長。茶道資料館副館長。京都府立大学客員教授。著書に『平成茶道記』『茶書の研究─数寄風流の成立と展開』(以上,淡交社),『利休の茶会』(角川選書)など。
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千利休が確立した茶道の基礎・基本が学べます!
2020/03/02 13:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国で茶道を確立した千利休の作法を伝えてくれる貴重な『南方録』の解説書の一冊です。同書は「覚書」とありますように、膨大な『南方録』の第一巻を指します。ここには、千利休が確立した茶道の基本、根本が述べられており、茶禅一味を目指した草庵茶の精神と美意識とを分かり易く伝えてくれる内容です。本書は、これを平易な訳とわかりやすい解説で、読み易くまとめ直した一冊です!