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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/07/22
- 出版社: パイインターナショナル
- サイズ:19cm/403p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7562-4822-0
紙の本
編集 悪い本ほどすぐできる良い本ほどむずかしい
著者 豊田 きいち (著),久野 寧子 (取材・構成・執筆)
良い本の作れない編集者に、存在の意味はない! 『少年サンデー』『女性セブン』など幾多の創刊・編集にかかわってきた男が、次世代の編集者に伝える、渾身のラストメッセージ。出版...
編集 悪い本ほどすぐできる良い本ほどむずかしい
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商品説明
良い本の作れない編集者に、存在の意味はない! 『少年サンデー』『女性セブン』など幾多の創刊・編集にかかわってきた男が、次世代の編集者に伝える、渾身のラストメッセージ。出版という仕事、企画、言葉等について語る。【「TRC MARC」の商品解説】
すべての編集者に伝えたいメッセージがここに!
『週刊少年サンデー』『女性セブン』の創刊、『小学一年生』等の学習雑誌をはじめ、幾多の雑誌・書籍の編集にかかわってきた男 豊田きいち。生涯一編集者を自認した著者が、今、編集者として生きるすべての人に伝えたい渾身のメッセージを詰め込んだ一冊が完成しました。
「どこにいても、何を見ても、いつも、編集者の目でモノを見る。編集者として、考える。」「「いい本」は「いい企画」のことではない。「儲かる本」のことである。」「漫然と会社に行き、社長が立てた企画を本にするだけなら、その人は、編集者ではない。」「守るべきことは、ただひとつ。「速やかに・爽やかに・率直に」行動することである。」「編集者は、食いしん坊のほうがいい。食べ物のウマいマズいが分かる人は、色のデリカシーも、人間関係のデリカシーも分かる。」etc. 含蓄含ある言葉の数々で“あらまほしき編集者像”を語る。
【本の内容】
著者紹介
豊田 きいち
- 略歴
- 〈豊田きいち〉1925〜2013年。東京都生まれ。國學院大學卒業。小学館取締役等を歴任。著書に「マスメディアと著作権」「著作権と編集者・出版者」「事件で学ぶ著作権」など。
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紙の本
スルドイ叱咤激励と思考
2017/12/15 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:s.Izumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集の仕事をしている人がどんな考え方をするのか、
興味があり手に取りました。
もろもろ含めて400ページ超ですが、
字は大きめ、間隔も適度に空いているため、そこまで重くないです。
まず驚くのが著者のアイディア力。
そして幅広いとともに深い連想力。
アンテナを多方向に伸ばすこと、
脳を常時フル回転させ考え尽くすこと、
その有意義さを感じました。
同時に、現代に生きる人を見つめ、
自分の意見に責任を持って批評し、
理想、すなわち『あらまほしき姿』に近づくための精進を促す、
そんな危機感と愛を伴った叱咤激励がこめられていました。
理想は理想だからと諦めるのではなく、
実現できなくても近づく努力は必要なのだと肝に銘じた一冊でした。
編集者でなくとも、
自分の考えに刺激や変数を欲している方に
オススメしたい本です。