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商品説明
世界が可視化され広がりをみせていく近世日本、新たな「他者」との邂逅は「日本」という自己認識を形成・変容させていった。武の記憶、藩による修史事業などの視点から、近世・近代日本の世界観・思想のありかたを照らし出す。【「TRC MARC」の商品解説】
世界が可視化され広がりをみせていく近世日本、新たな「他者」との邂逅は「日本」という自己認識を形成・変容させていった。
「武」の記憶、書物のネットワーク、藩による修史事業、ナショナリズム的想像力、「近代国家」を志向する語りの諸相―。
五つの視点から、自己と他者をめぐる言説が記憶となり、語られていく諸相を捉え、近世そして近代日本の世界観・思考のありかたを照らし出す。【商品解説】
目次
- 序―自分らしさという「確信」はどこから生まれるのか? 井上泰至
- 第一部 「武」の記憶のナルシシズム
- 朝鮮観の変転―近世の歴史叙述と対外認識を論ずるために 井上泰至
- 写本軍書類に見る朝鮮出兵時の立花宗茂と小早川隆景―語り継がれる「碧蹄館の戦い」の記憶 倉員正江
- フヴォストフ事件と『北海異談』―壬辰戦争の戦争史的な検討と『海国兵談』の利用を中心に
- 金時徳
- 硫黄島の安徳天皇伝承と薩摩藩・島津斉興―文政十年の「宝鏡」召し上げをめぐって 鈴木彰
- 第二部 書物のネットワークが生み出す世界観
収録作品一覧
朝鮮観の変転 | 井上泰至 著 | 3−25 |
---|---|---|
写本軍書類に見る朝鮮出兵時の立花宗茂と小早川隆景 | 倉員正江 著 | 26−48 |
フヴォストフ事件と『北海異談』 | 金時徳 著 | 49−84 |
著者紹介
井上 泰至
- 略歴
- 〈井上泰至〉1961年生まれ。防衛大学校教授。専門は日本近世文学(上田秋成・軍書・人情本)、近代俳句(子規・虚子)。著書に「近世刊行軍書論」「近代俳句の誕生」など。
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