- 販売開始日: 2016/08/26
- 出版社: 東洋経済新報社
- ISBN:978-4-492-22374-1
気候変動クライシス
著者 ゲルノット・ワグナー , マーティン・ワイツマン , 山形浩生
環境分野では、ノーベル経済学賞に最も近い経済学者による、新しいスタイルの地球温暖化問題の教科書。もしこれから100年で気温が6℃上昇する確率が10%あるなら、あなたはどん...
気候変動クライシス
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商品説明
環境分野では、ノーベル経済学賞に最も近い経済学者による、新しいスタイルの地球温暖化問題の教科書。
もしこれから100年で気温が6℃上昇する確率が10%あるなら、あなたはどんな行動をとるか?
温暖化問題に確率的にアプローチし、人類がとるべき行動を考える。
自動車の詳細な構造はわからなくても、自動車を運転したり、自動車事故に備えることはできる。
温暖化の詳細なメカニズムはわからなくても、その確率を考えて、温暖化に備えることはできる。
温暖化に関しては、私たちにわかっていることよりも、わかっていないことのほうが
はるかに多い。わかっていることは、温暖化問題は危険だと告げているし、わかっていない
ことは、温暖化問題はすごく危険だと伝えている。
温暖化問題は専門的だし、自分には直接あまり関係がないし、対策のとりようもない――
と考えている、ふつうの人のための、いままでとはちょっと違う温暖化対策の入門書。
フィナンシャル・タイムズ紙2015年ベスト経済書の一冊に選出!
世界の識者が推薦!
ナシーム・ニコラス・タレブ(『ブラック・スワン』著者)
「リスク」に対する非常に洗練されたアプローチ。驚くべき本だ。
イアン・ブレマー(『「Gゼロ後」の世界』著者)
気候変動のリスクに関心があるすべての人におすすめの一冊。
マーティン・ウルフ(フィナンシャル・タイムズ経済論説主幹)
ガツンとくる本。
ウィリアム・ノードハウス(米国経済学界の権威、『気候カジノ』著者)
経済の複雑さとグローバルな環境問題合意の難しさを踏まえて書かれた本。
目次
- はじめに:クイズ
- 第1章 緊急事態
- 第2章 基本のおさらい
- 第3章 ファットテール
- 第4章 故意の無知――それについて考察する経済学者2人の見解
- 第5章 地球を救い出す
- 第6章 007
- 第7章 あなたにできること
- 第8章 エピローグ:ちがう形の楽観論
- 謝辞
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