小説 91Days 上
著者 Story Works , ヴァネッティファミリー
“アニメイズム”枠放送の完全オリジナルTVアニメの公式ノベライズが上下巻で刊行!時は禁酒法下のアメリカ。舞台は密造酒の闇取引で賑わう街ローレス。マフィアは日々抗争を繰り広...
小説 91Days 上
商品説明
“アニメイズム”枠放送の完全オリジナルTVアニメの公式ノベライズが上下巻で刊行!
時は禁酒法下のアメリカ。舞台は密造酒の闇取引で賑わう街ローレス。
マフィアは日々抗争を繰り広げ、警察もその力を失い汚職にまみれ、街から秩序は失われてしまった。
その街に、7年の時を経て降り立つ青年の姿が。
男の名はアヴィリオ。かつて、この地でマフィアの抗争により家族を皆殺しにされた。
絶望の日々を送るなかで届いた差出人不明の一通の手紙が、彼の心に復讐の黒い炎を灯し、ローレスに舞い戻らせたのだ。
アヴィリオは、仇であるヴァネッティファミリーに潜入し、復讐を果たすためにドン・ヴァネッティの息子ネロに接近するが、やがて……。
――これは、哀しき運命に囚われた男たちの、91日間の復讐劇。
表紙は公式の新規描き下ろしイラスト! そして小説版だけのオリジナルストーリー、
バルベロとネロの出会いなどが描かれた外伝『バルベロの憂鬱』を収録。
主婦と生活社刊
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上巻
2016/10/11 04:41
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:作曲好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
基本はアニメと同じ内容なのですが、オリジナルエピソードの外伝もあります。外伝での上手く立ち回るアヴィリオと疑うことが仕事であるバルベロのギスギスしたやり取りが良かった。また、マッドマックの回はギャグが中心で面白い。勿論それ以外のシリアスパートも。
あくまでライトノベルの域を出ない
2017/02/08 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せーの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレを含みます
アニメの硬派で深い所がとても気に入って見終わって直ぐに買いました。
ライトノベルは普段あまり読まないのですがあんなに凄いアニメが元となっているのでクオリティも高く洗練された小説かと思っていましたがやはりライトノベルはあくまでライトノベルです。
表現がとてもチープでアニメの世界感が読む度に少しづつ軽くなって行く様な気がして、上巻の3章から先に進めずにいます。
私はこの本を所謂マフィア物のドラマは好きだけれどそもそもアニメをあまり見ない母親にも91daysを勧めようと紙の本で購入しました。
アヴィリオにどす黒くこびりついた復讐心がどの様な物か等アニメを見ていないとイメージしにくい描写が多く更に文の全体的な浅さが91daysという素材を活かしきれていない様に感じました。
それから誤植が1箇所見つかりました。
以下ネタバレ
例えばちょっと含ませ気味なアヴィリオのゲス顔が本編では数回ありましたね。
フィオの結婚式でヴァンノに「あんたとは上手くやっていけそうだ」とアヴィリオが言い、ほくそ笑むシーンは
"確かに笑顔だった"とだけ記されています。
確かに笑顔でした。でもそれだけではアニメでの悪魔の様にニタリと笑うアヴィリオの姿が想像できません。もしかしたら苦笑いかも知れない。
ただ淡々とヴァンノに復讐を遂げたシーンでは血が流れる様子を"ゆっくりと赤く染めていく……。"これもまたなんとも言い難く中学生向けの小説を取り寄せてまで買ってしまったのかと天を仰ぎました。
基本的にカギ括弧付きの会話文と簡単な動詞で構成されています。演劇の台本とでも言えばわかりやすいでしょうか。
あまりにも視覚的でイージーでアニメで表現されないふつふつと沸き立つアヴィリオの復讐心がありきたりな言葉で綴られたそんな本です。ネット小説の方がお金を払わないだけマシなものもあるかもしれません。
読んで良かった点は裏話や詳細な設定を知る事が出来たことです。
ラグーザの家族が事件後どういう扱いを受けたか等の割愛されて来た細かい設定や他サイトでも沢山言われているバルベロの番外編には一読の価値があります。
しかしこれらも全て動画の状態を覚えているからこそです。アニメを忘れてしまうとこの小説から逆にアニメをサルベージするのはとても難しく感じます。
期待が大きすぎた事や値段と質等複合的な面から見て★2つとします