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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/10/15
  • 出版社: KADOKAWA
  • サイズ:19cm/331p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-104738-5

紙の本

犯罪小説集

著者 吉田修一 (著)

痴情のもつれで殺人まで行き着いたスナックママ、閉鎖的な過疎の村で壊れていく老人…。犯罪によって炙り出される人間の真実。凄絶で哀しい5つの物語を収録。『小説野性時代』掲載を...

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犯罪小説集

税込 1,650 15pt

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商品説明

痴情のもつれで殺人まで行き着いたスナックママ、閉鎖的な過疎の村で壊れていく老人…。犯罪によって炙り出される人間の真実。凄絶で哀しい5つの物語を収録。『小説野性時代』掲載を書籍化。愛蔵版も同時刊行。【「TRC MARC」の商品解説】

人間の深奥に潜む、弱く、歪んだ心。どうしようもなく罪を犯してしまった人間と、それを取り巻く人々の業と哀しみを描ききった珠玉の5篇。2007年『悪人』、14年『怒り』、そして……著者最高傑作の誕生【商品解説】

収録作品一覧

青田Y字路 5−85
曼珠姫午睡 87−148
百家楽餓鬼 149−210

著者紹介

吉田修一

略歴
〈吉田修一〉1968年長崎県生まれ。「最後の息子」で文學界新人賞を受賞し、デビュー。「パレード」で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で芥川賞を受賞。

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評価内訳

紙の本

実際の事件から立ち上がる物語

2022/11/15 08:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

実際に起きた事件に驚かされることが多い。
しかし、その事件が何故起きたのか、起こした人はどんな人生を歩んでいたのか。被害に遭った人、周りの人はどんな人生を歩んでいたのか。
私たちには分からない方が多いし、いつの間にか事件のことも忘れてしまう。

吉田修一は小説家としての能力を発揮して物語を立ち上げた。
5編の短編集。
真実ではないと思われるが、それぞれ読み応えがある。
少しの思い違いが原因でもあり、起こすしかないところまで追い詰められたような人がいたり。
平穏に生きている人生にも、何処かで犯罪に進んでしまうような、知らない岐路があるのではないかと恐ろしくなる。

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2017/01/20 23:39

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2017/02/10 09:09

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