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商品説明
若水として源流の一縷汲む 曇天へ声のかぎりを燕の子 うたかたの流れゆるやか花の冷え 一枝落つ雪の風紋乱しつつ 平成12年から27年までの371句を収めた第一句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
紅葉降る音積もる音踏み行くおと
「山歩きのように一歩一歩を大切にして俳句の道を進みたい」という美代さんは、学生時代から山登りに親しみ、国内の多くの山をはじめ、海外にも足を伸ばしてこられた。
俳句に出会い、登山に俳句の眼をもってのぞんだことから、この臨場感と躍動感に満ちた句集は編まれた。
(帯より・高橋道子)
◆自選十二句より
早蕨やただ野の匂ひ欲し来る
胸突きや囀りやまぬ幹仰ぎ
吊橋を過ぎて身の揺れ鳥交る
万緑や徒渉の水の盛りあがり
足跡も雪風紋と化しながら
はればれと定年の日の花粉症
山小屋より微酔の一歩銀河濃し
生ぐさきまで岩なめらかや紅葉川
背に馴染むリュックや四囲のちんぐるま
今といふ暫定点に藤垂るる【商品解説】
目次
- 句集『身の揺れ』に寄せて・井上信子
- 第一章 唐糸草 平成一二年~一七年 9
- 第二章 兜花 平成一八年~二一年 45
- 第三章 吾亦紅 平成二二年~二三年 85
- 第四章 ちんぐるま 平成二四年~二五年 123
- 第五章 黄釣舟 平成二六年~二七年 167
- あとがき
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