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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/11/20
- 出版社: 耕文社
- サイズ:21cm/280p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86377-045-4
紙の本
志布志事件は終わらない
著者 木村 朗 (編著),野平 康博 (編著),梶山 天 (ほか著)
2003年春の鹿児島県議選で起きた選挙違反冤罪事件=志布志事件。「叩き割り」国賠訴訟が終結し、すべての裁判で住民側が勝訴したが、被害者への謝罪はない。志布志事件を問い直す...
志布志事件は終わらない
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商品説明
2003年春の鹿児島県議選で起きた選挙違反冤罪事件=志布志事件。「叩き割り」国賠訴訟が終結し、すべての裁判で住民側が勝訴したが、被害者への謝罪はない。志布志事件を問い直す中、日本の刑事司法の闇を抉り出す。【「TRC MARC」の商品解説】
2003年春の鹿児島県議選ででっち上げられた冤罪事件=志布志事件。2016年8月「叩き割り」国賠訴訟が終結、すべての裁判で住民側が勝訴した。だが、捜査・取調べ・長期の裁判で塗炭の苦しみを受けた被害者への謝罪はない。他方、今回の刑訴法改「正」では、取調べの可視化は一部に限られ、盗聴対象事件は拡大、あろうことか司法取引さえ導入された。志布志事件を問い直す中、日本の刑事司法の闇を抉り出す。
大崎事件(最高齢の再審請求人 原口ヤス子さん)にも論及。
【商品解説】
目次
- まえがき 木村 朗
- 第1部 志布志事件とは何であったのか
- 1 志布志事件の刑事弁護活動を振り返って 野平 康博
- 2 調査報道で暴いた志布志事件捜査の違法性 梶山 天
- 3 「まだ終わるわけにはいかない」
- ― その思いで闘い続けた二人 ―
- 「叩き割り」訴訟の浜野博さん 「踏み字」事件の川畑幸夫さん 大久保真紀
- 4 元捜査第二課長がみた志布志事件
- ― 国賠訴訟判決を読んで 原田 宏二
- 5 取調べの全面可視化の法制化を必ず実現させよう 辻 惠
著者紹介
木村 朗
- 略歴
- 鹿児島大学教員、平和学専攻。一九五四年八月生。北九州市小倉出身。日本平和学会理事。平和問題ゼミナール主宰。インターネット新聞NPJに論評「時代の奔流を見据えて」を連載中。主な著作は、単著『危機の時代の平和学』(法律文化社)、共著『広島・長崎への原爆投下再考ー日米の視点』(法律文化社)、『21世紀のグローバルファシズムー侵略戦争と暗黒社会を許さないためにー』(耕文社)、『米国が隠す日本の真実ー戦後日本の知られざる暗部を明かす』(詩想社)、『核の戦後史ーQ&Aで学ぶ原爆・原発・被爆の真実』(創元社)など。
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