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紙の本
幸せを届けるボランティア不幸を招くボランティア (河出文庫)
著者 田中優 (著)
「いいこと」してるハズなのに「善意」がムダになる? 現実のボランティア活動は実際のところどうなっているのか。きちんと相手に届いているのか。その仕組みを教えます。「取り組み...
幸せを届けるボランティア不幸を招くボランティア (河出文庫)
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商品説明
「いいこと」してるハズなのに「善意」がムダになる? 現実のボランティア活動は実際のところどうなっているのか。きちんと相手に届いているのか。その仕組みを教えます。「取り組みやすい活動ガイド」も掲載。〔2010年刊に書き下ろし「必要性増す「災害ボランティア」」を加える〕【「TRC MARC」の商品解説】
街頭募金、災害ボランティアに海外援助……ホントに役立っているか“いいこと”の先を考える。実は誤解やカン違いが潜んでいるかも。【本の内容】
著者紹介
田中優
- 略歴
- 1957年東京都生れ。地域での脱原発やリサイクルの活動を出版点に、環境、経済、平和などのNGO活動に関わる。「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「ap bank」監事。
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紙の本
善意から始まるボランティアは本当に相手にとって役立っているのでしょうか?
2020/06/13 09:43
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、反原発の立場でか活動を続けておられる環境活動家の田中優氏の興味深い作品です。同氏は、地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に環境、経済、平和などのNGO活動に関わっててこられた方で、そうした経験をもとに、本当に善意を相手に届けるボランティアの意義について語られています。今や、街頭募金、空き缶拾いなどの身近な活動をはじめ、災害ボランティアや海外援助といった大規模なボランティアまで様々です。しかし、こうしたボランティア活動は果たして本当に相手の役に立っているのでしょうか?同書では、そういったことを真剣に考えていきます。同書の構成は、「序章 やさしさの届け方」、「第1章 それってボランティア?」、「第2章 さまざまな入口」、「第3章 ボランティアの経験値」、「第4章 私たちにできること」、「第5章 世界と未来へつなげる」、「第6章 必要性増す災害ボランティア」、「巻末付録 取り組みやすい活動ガイド」となっています。ボランティア活動をすでにされている方、またこれからしようとしている方には、まず読んでいただきたい一冊です!