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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2017/01/18
- 出版社: 小学館
- サイズ:20cm/249p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-09-289753-3
紙の本
ひいな
著者 いとう みく (作)
小学校4年生の由良は、母親の長期出張の間、祖母の家に預けられることになる。祖母が住むのは、季節がくると、町中がひな人形で飾られるおひな様の町だ。女の子の幸せを願う“ひな祭...
ひいな
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商品説明
小学校4年生の由良は、母親の長期出張の間、祖母の家に預けられることになる。祖母が住むのは、季節がくると、町中がひな人形で飾られるおひな様の町だ。女の子の幸せを願う“ひな祭り”に出会ったちょっと不思議な物語。【「TRC MARC」の商品解説】
おひな様がつなぐ家族の物語
いとうみくさんの長編読み物。いとうみくさんは、デビュー作『糸子の体重計』で、日本児童文学者協会新人賞を受賞。その後も、『空へ』で、日本児童文芸家協会賞を受賞。『かあちゃん取扱説明書』で、夏の読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれるなど、多くの賞を受賞している人気作家です。
本作品は、母親が仕事で長期出張に出ている間、ひな祭りで有名な町に住む祖母の家に預けられた少女が、出会った不思議な世界を描きます。リアリズムの作者が初めて書き下ろしたファンタジックな物語。
主人公の少女は、小学校4年生。ひょんなことから、おひな様の声が聞こえることに気がつきます。そのおひな様とは?
あなたを守ってくれるおひな様の声が、あなたは聞こえますか?
【編集担当からのおすすめ情報】
発表する作品ごとにその魅力を増す、いとうみくさんのさらに新しい世界です。
【商品解説】
目次
- ひいな もくじ
- 駅舎の女雛──濃姫 6
- 人の子──由良 20
- 女の子選び──濃姫 35
- 桃花町──由良 45
- 春一番──濃姫 60
- 契り──由良 67
- 災厄──濃姫 84
- 母の人形──由良 93
著者紹介
いとう みく
- 略歴
- 〈いとうみく〉神奈川県生まれ。全国児童文学同人誌連絡会『季節風』同人。「糸子の体重計」で日本児童文学者協会新人賞、「空へ」で日本児童文芸家協会賞を受賞。ほかの著書に「かあちゃん取扱説明書」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年3月号より
書標(ほんのしるべ)さん
母親の仕事の都合でしばらく祖父母に預けられることになった小学校4年生の由良は、濃姫という名のおひな様と出会います。内気であまりに不器用な由良に呆れてばかりいた濃姫ですが、家族の絆を取り戻そうと一生懸命な由良に触れていくうちに、徐々に彼女自身も変化していきます。
女の子の健やかな成長を願い、親から子へと贈られるひな人形。家族の想いをつなぐおひな様と少女のお話です。
紙の本
『ひいな』
2017/02/09 20:17
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
母の出張中、祖父母にあずけられることになった4年生の由良
いなかの駅舎に飾られていたふしぎな雛人形に出会う
「女の子のすこやかなる成長を見守り、
それをはばむものあらば、その災厄を引き受け、身代わりとなる」
そう言ってハエに憑依して由良のまわりを飛ぶ濃姫という女雛
ふるさとの町のひな祭りをモチーフに
由良のこころがひらかれ家族をとりもどしていく物語