紙の本
売れないものはない
2020/07/20 08:48
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世でもっとも非合法なコンテンツを、いかにして売り込むのかという大胆不敵な挑戦ですね。羊羮をビジネスモデルに絡めた例えも面白かったです。
紙の本
巻末に著者のマーケティング理論も。
2018/02/07 11:12
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投稿者:シオ・コージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
多彩な登場人物、二転三転するストーリー。巻末に著者のマーケティング理論もついていて作品の理解に役立ちます。
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天狼院書店店主である三浦氏による小説仕立てのマーケティング本。小説部分に重点が置かれており、マーケティング要素が薄い印象。小説として素晴らしく面白いのかというと個人的にはいまいち、ビジネス書としても中途半端なポジション。これが三浦氏のマーケティングなのか。
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マーケティングについて描くものとして「受注数世界一の殺し屋の会社を作りたい」から、というのは大変キャッチーで面白い。そして読みやすい。
しかしながら、何をどうしても登場人物たちの行動が書き割りにしかなっておらず、なんとなく腑に落ちない。それゆえに主軸となるマーケティング理論もうさんくさく見えてしまう。
映画なりマンガなりで表現を変えればまた違うのかもしれないなぁ。
フィクションでラノベですよ!っていうなら萌えが足りない。
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マーケティングは難しく、それに対して殺人をマーケティングするという、売り物自体が非合法な状況において如何に成立をさせるか?
タイトルを見ただけでは???となり、興味をそそられました。
読んでみての感想としては、やはり、非合法は難しく大々的に宣伝する事が出来ないものはニッチになるしかないのだなぁと。
ティファニーを上回る坪効率を誇る話小ざさの羊羹の話は驚きと共に、そもそものティファニーの捉え方も勉強になる。
コモディティ化した商品の場合は、如何に大量に如何に頻度高く如何に沢山のお客様に買ってもらえるかを考える結果単価は下がる。希少性や独自性を持った商品を持てれば単価を下げていく競争に巻き込まれる。
どこで戦うのか?自分の強み弱みをきちんと理解して、戦略立てて考えないとあかんと言うことか。
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マーケティングのエッセンスを散りばめた小説。
ただ、本編ではあまり詳しマーケティングについて触れてはいない。巻末の「参考」にまとめて載せている。
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最初は表現がクサイぜ。という箇所がいくつかあったけど、内容はすごく分かりやすくて楽しかった。7つのマーケティング・クリエイションと小ざさを知れただけでも◎。ついでに言えば、過去にトラウマを抱えてるけどピュアな男性はそういう心境になるのか、と妙に納得した場面があった。
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天狼院書店の店主が著書。
読んでみたい。ライティングゼミも参加したい。
https://tenro-in.com/zemi/201299/?fbclid=IwAR0KE8aXbYcq5fGfWcw4N8LPl3skTQ2cAAsm1kmDh54K7q-UNRQTJDCdeKM
内容が濃いですね。
推理小説ですが、サスペンス要素もあって、どんどん読み進んでいく物語です。
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天狼院書店の店主であり、プロカメラマン、編集者である三浦崇典さんの著書。
マーケティングについての小説で、約400ページある内容だったけど、一気読みできるほどおもしろく、興味深い内容だった。
大学生起業家の桐生七海は、ある理由から「受注数世界一の殺しの会社」をつくらなければならないと、世界最強のビジネスを手にしているという西城潤のもとを訪れる。
「殺し」を売るということは、経営者自身が殺されるかもしれないというリスクや、もともと違法行為なので逮捕されるリスク、表だって営業できず、広告も打てず、マスメディアを使ったPRもできない。それで、インターネットで受注することもできない。ほぼ不可能に近い。
しかし西城は、前もって七海の行動の理由をつかんでいて、マーケティングに必要な7つの要素を伝えることで協力することになる。
その7つの要素は、ストーリー(旅たちの理由)、コンテンツ(商品)、モデル(仕組み)、エビデンス(実数値)、スパイラル(上昇螺旋)、ブランド(信頼)、アトモスフィア(空気)である。
その行動を起こそうとおもった理由が大切で、次に売りさばく商品に価値があることが必要、そして売り上げが伸びていくと、加速して売り上げが上がるようになり、商品や企業への信頼によりブランド化し、社会全体が大きな空気となって後押ししてくれるようになる。
マーケティングの知識がなくてももちろん楽しめる内容だったし、マーケティングについて知りたい、売り上げを伸ばしたいと思う人も小説仕立てなので楽しみながら学ぶことができると思う。
「殺し」を売るというだけに、周りに殺人が起きたり、大切な人を亡くしたりとハラハラドキドキするような展開と、一発逆転という展開もありと、著者の本をきっかけに、天狼院書店に行ってみたいと思うようになった。
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「もっと前から読んでおきたかった」それが正直な感想だ。
この著者の経営する天狼院書店を最近知り、
かつ最近マーケティングについて独学を始めたところだったため、
その流れで試しにと手に取ってみた。
最初はそこまで期待していなかった。
「どうせ、書店店主が趣味で書いたビジネス書風味を出した小説でしょ? ビジネス書というより、小説として面白ければまぁラッキーかな」
そんな気持ちでスタートした。
その予想は裏切られた。思い込みは禁物だ。
文章が読みやすい、シンプルにストーリーが面白い。
そして表現されている新しいマーケティング理論が何か腑に落ちる。やはりビジネス書だったのだろう。
コトラーやドラッガーなどのいうマーケティングは、今の世の中にあっていないのか、もしくは自分が適用したい範囲・対象と特性が異なるのか、自分にはしっくり来ていなかった。この本はそのモヤモヤ感を解消してくれた。
7つのマーケティングクリエーションという名前で、ここでの考え方が巻末にも再度まとめられている点もよかった。
(後日修正)
1シートマーケティングを読んだあと。
星を少し落とした。
マーケティングのビジネス書とすると物足りなく、純粋に小説としても気になるところがあった。
ただ面白い切り口であったり、小説のテーマ設定なども面白いと感じたのでこの星。
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タイトルに惹かれて買った。
理論書だと思って読むと、思ったよりがっつりの小説なのでちょっと違うと思う。小説だと思って読むとストーリーが少し楽しめる。
感覚的なとしては小説7.5 理論 2.5くらい。
もしドラくらいの感覚で読むといいのかも
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なかなか面白かった。
ちょっと雑な感じも。
何かに繋がりそうな書き方だったりするのが、最後まで関係なかったり。
あとはあとがきのような部分で書いてあったことがホントにって思うことが。
警備90、殺し屋10だったの?
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マーケティングが学べるビジネス書という触れ込みだが、漫画で読むビジネス書の方がまだ勉強できる。ビジネス書ではまったくなく、ただのライトノベル。ビジネス書と思って読むと肩透かしを食らう。ライトノベルとしてならまだ読める。
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天狼院書店の店主が書いた本との事で、天狼院書店でかなり推されてた(まぁ当然か)。天狼院書店自体は池袋の店しか行ったことないが、狭いスペースながらビジネスというテーマで専門書から漫画まで揃えてるという少し変わったコンセプトの書店。丸善やジュンク堂の図書館的書店とは異なる『誰かの書棚を拝見』的なお店なので感性が合えば非常に良いかも。アパレルでいうセレクトショップみたいな感じといえば伝わりやすいか。
で肝心の本の中身ですが、誰かの書棚は『著名な誰か』である事が望ましいということから店主を『著名な誰か』に仕立てるためにこの本を出したのかな?と邪推します。確かにその面ではアイデア及びマーケティング戦術としては一流かも。ただ中で語られマーケティング論は小説のストーリーとの関連性も弱い事も相まってか、あまりしっくりこない…更に小説としては、この軽い文体のわりにイマイチ軽く読めない文章でうぅん…ま、この本はともかくビジネス書とか見る方なら天狼院書店は一度行ってみることをお勧めします。
ところで歯医者に占める虫歯治療の割合って減ってると何かの記事で見た気が。虫歯が世の中からなくなれば、そんなに経済に悪影響あるものなのか?その辺の説明粗くて小説としてはどうも納得感がない…
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ポップなミステリーを絡めて語る、マーケティング論。
テンポが良く、一気に読んだ。
幾重にも伏線が絡められていて、
また人物にも感情や命が吹き込まれていて、
文章を通じて魅せる方法を感じさせた。
ただライトノベルのような口調なので、そこだけはひっかかった。
そのような書き方が合わない人は文体を好きになれないかも。