紙の本
前作に劣らない内容
2019/05/21 09:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:十楽水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり知らなかった中国や日本の哲学を取り上げてくれていて、興味深く読めました。わかりやすさは折り紙付き。イラストが親しみやすいのも魅力ではないでしょうか。哲学に興味があるのなら買っておいて損はないと思います。前作に劣らず、お勧めできます。
紙の本
おすすめ
2022/01/23 18:17
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投稿者:マクドナルド - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の本をリピート。
言葉が易しく理解がしやすい。哲学がこんなにも面白くて興味深いものなんだって思えます。絵がかわいいのも◎
紙の本
皆に勧めたい
2021/02/25 23:05
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投稿者:にゃんころもち2号 - この投稿者のレビュー一覧を見る
哲学の入門書として逸品だと思います。
文字だけでなく挿絵があり、理解しやすくなっています。
これを読んで気になった哲学者がたくさんいました。
おかげで何人かの原著を読むきっかけになりました。
特に哲学は難しいと思っている方に本当にお薦めです。
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前作の感想に東洋哲学や宗教関連の記載がないなあと書いていたら、中国や日本も取り上げた本書が。
中国は諸子百家の時代から朱子まで飛んでいたり、日本も近代のみとやや物足りないけど、そのあたりも少しかじったくらいなので簡潔にまとめられていてよかった。
宗教面関連は焦点のあてどころが難しいのかやはり殆ど触れられず。
分析哲学は科学に立脚した思想が多いけど、確かにこれも哲学と言えるなと思い興味深く読んだ。宇宙やロボットや量子論の本を読む時の視野が広がりそう。
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前著に続いて、続編である本著でも、見開きの2ページ、または1ページに絵を入れて説明するスタイルが一貫しており、素晴らしくわかりやすくポイントが理解できる。少しずつ読み進めていけるのも魅力。他出版社において心理学で類書がありそれもよかったが、個人的には、他の学問分野においてもこのような本が出ることを望む(できいれば同じイラストレーターで)。
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チャーマーズ 哲学ゾンビには心、クオリアつまり感覚がないが、我々とは区別がつかない
ベンヤミン アウラ 本物にしか備わらないオーラ
クーン パラダイムシフト 考えの枠組みがかわること
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中国哲学、日本思想と、英米分析哲学を一冊にまとめますか。
内容に差がありすぎて、おっと、ってなるわ(笑 前作が面白くて分かりやすかったので、喜んで手にとったわけですが、どちらかと言わずとも中哲、日本思想、倫理学がそこまで得意じゃないので、分析哲学まで行くのがつらかったです。や、それなりに面白かったんだけど。
やっぱりねー、現代英米の分析哲学が好きなんだねー。大陸哲学、倫理学はちょい苦手。
知ってる名前があちらこちらに。思わず学生時代の授業のノート引っ張り出してきて確認したもんね。それぞれ一部分のみだけど、クワインは読んでた。デネット、ノージックの論文もやってる。たぶん同一性のやつでドナルド・デイヴィッドソンのも読んでるはずなんだけど、見つからない。学生のときに初めて分析哲学ってものに触れて、よく分からないまま「好きだこれ!」ってなってたんだけど、こうして体系化されてるものを読むと、それなりに重要な部分を取り上げて授業やってくれてたんだなって気づきました。先生、ありがとう。でもあの先生、専門、ソクラテスだったんだよね。ソクラテスにあんまり興味持てなくてごめんね。
水槽の中の脳のパトナム先生、まだご存命ってのにちょっと驚きました。
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哲学用語図鑑の第二弾。東洋哲学と英米の分析哲学編。前著と一緒に購入。中国と日本の哲学には最近やっと関心が出てきたのでありがたい。また後編の分析哲学編では、前著で取り上げた哲学者や哲学概念に対しても改めてより細かく言及している。もちろん分析哲学という側面での取り上げ方になっているが、そのあたりの作りの丁寧さに感動。
17.9.1
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やっぱりこのシリーズ好きだー!!ひとつの考えが別のところで影響を与えて広がっていく過程が感じられるし、何かについて考えるって、やっぱり好きだなぁ・・・!
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中国と近代日本思想インド仏教系ー日本仏教がなく残念。近代思想から現代だが、前作に重複したページが散見。現代思想その後を追っている。
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西洋哲学を中心に見てきた前編に続き、本編は東洋の哲学的思想と米英で発達した分析哲学を中心に紹介している。
東洋哲学は古代中国の哲学である
儒家・・・孔子、孟子、筍子
仁と礼の思想
道家・・・老子、荘子
自然に従って生きる
儒学・・・朱子、王陽明
儒家を発展させ、道家と融合させた
墨家・・・墨子
兼愛・非攻
兵家・・・孫子
法家・・・韓非子
いいなと思った考え
孟子
仁(惻穏) 義(羞悪) 礼(辞譲) 智(是非)
老子
柔弱謙下 柔和で弱くあるべし
荘子
無用の用。無用が無ければ有用が成り立たない。
心斎坐忘。区別をなくすこと。
王陽明
知行合一
サール
中国語の部屋
エイヤー
情動主義
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いろんな哲学思想の概要がわかりやすくまとまっていた。
自分が漠然と感じている恐れや悩みと同じことを、人類が生まれて以降沢山の哲学者が考えてきたんだなぁと実感できて、少し安心できた。
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飲茶『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』を読むときの伴走者として。この本もウパニシャッドから禅思想まで超特急で説明されるので参考書が必須です。
絵でも解説されているのでイメージが湧きやすく、情報量としては少ないけれど後々参照点として思い出すのに最適。
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前作に引き続き分かりやすさは健在です。哲学史としての側面もあった前作に対して、東洋哲学や現代哲学などに視野を広げる内容になっています。
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・1回通読。前作に引き続き興味深い用語の連続で飽きなかった。理解難度と情報量は増えているかも
・中国哲学も日本哲学も、西洋哲学と共通的な部分もあれば固有な要素もあって面白かった。超人、聖人、真人、人としての境地は様々なのも面白い。
・プラグマティズム、科学哲学などは現代の研究者の考え方の下地になってることもハッキリと認識し、科学の歴史を感じてワクワクした