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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/07/07
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/363p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-220702-7

紙の本

戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇

著者 堀川惠子 (著)

戦禍の中に自由を奪われ、手足を縛られ、重い枷をはめられ、それでも芝居の世界に生きた舞台人たちがいた。演出家・八田元夫の膨大な遺品をもとに、広島に散った桜隊をはじめとする戦...

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戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇

税込 1,980 18pt

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商品説明

戦禍の中に自由を奪われ、手足を縛られ、重い枷をはめられ、それでも芝居の世界に生きた舞台人たちがいた。演出家・八田元夫の膨大な遺品をもとに、広島に散った桜隊をはじめとする戦前戦中戦後の演劇史を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】

いま最も注目されるノンフィクション作家・堀川惠子の最新作。本作でも博物館の倉庫に眠っていた遺品の発掘により、戦前戦中戦後の演劇史を書き換える。広島で被爆した劇団員たち。難を逃れた演出家は、投下四日後に現地へ赴き、仲間たちの安否に奔走する。その目に映った惨状を膨大なメモに残していた。名優・丸山定夫、女優・園井惠子、劇作家・三好十郎、演出家・八田元夫―築地小劇場からはじまった新劇と昭和の演劇史。


いま最も注目されるノンフィクション作家・堀川惠子の最新作。本作でも博物館の倉庫に眠っていた遺品の発掘により、戦前戦中戦後の演劇史を書き換える。
8月6日、内務省から派遣されていた移動劇団「桜隊」の9人が被爆し、5人は爆心地そばの宿舎で即死、4人は広島では一命をとりとめたが、2週間後には全員避難先で死亡した。昭和演劇史でも有名な桜隊の受難である。
劇団の座長の丸山定夫は、戦前に一世を風靡した名優であった。築地小劇場で腕を磨き、映画、ラジオと引っ張りだこだったが、舞台の魅力が捨てがたく、戦時中にもかかわらず新劇団を立ち上げ、統制された中でも活動を続けた。内務省に命じられた疎開先に広島を選んだことが運命の分かれ道となった。
映画より先の昭和17年、文学座で客演した『富島松五郎伝』(映画では、「無法松の一生」)で、杉村春子を相手に演劇史上に残る名演を残した。
丸山には、弾圧の嵐が吹く演劇界で二人の盟友がいた。劇作家の三好十郎、演出家の八田元夫である。治安維持法により一年も勾留された八田。検閲を乗り越え、当局が許すギリギリの線で脚本を書き続けるく三好。三人は命を賭けて日本の演劇を守ろうとした。
今回、早稲田演劇博物館に所蔵されていた未整理の八田の遺品は、メモ魔といわれた演出家が、仕事、生活そして8月6日の被爆を聞き、仲間の救出のため広島で行った活動の詳細を残していた。その資料による8月10日からの2週間の被災地描写は、これまでの原爆を描いたどんな作品をも圧倒する。【商品解説】

目次

  • 序 章 ある演出家の遺品
  • 第一章 青春の築地小劇場
  • 第二章 弾圧が始まった
  • 第三章 イデオロギーの嵐
  • 第四章 拷問、放浪、亡命
  • 第五章 新劇壊滅
  • 第六章 「苦楽座」結成
  • 第七章 彰子と禾門
  • 第八章 眠れる獅子
  • 第九章 戦禍の東京で

著者紹介

堀川惠子

略歴
〈堀川惠子〉1969年広島県生まれ。ジャーナリスト。「永山則夫」でいける本大賞、「教誨師」で城山三郎賞、「原爆供養塔」で大宅壮一ノンフィクション賞と早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

なぜ、桜隊がその時その場所にいたのか

2017/07/17 00:43

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和20年8月6日、広島、移動劇団「桜隊」の9人が被爆し、5人は爆心地そばの宿舎で即死、4人は広島では一命をとりとめたが、2週間後には全員避難先で死亡した。昭和演劇史でも有名な桜隊の受難である。
大正デモクラシーに花ひらいた新劇が昭和の時代に入って戦争へと突き進む政治に蹂躙され翻弄される。桜隊の演出家の八田元夫と俳優丸山定夫も、治安維持法違反で拘留される、国策映画への出演を強制されていく。しかし、こうした中でも演劇人の主張を貫いていく様が描かれている。

本書の紹介で「8月10日からの2週間の被災地描写は、これまでの原爆を描いたどんな作品をも圧倒する。」とされているが、これまで読んできた被爆時や被爆直後を描いたものと比べてそれほど圧倒するものではない。
しかし、「なぜ、桜隊がその時その場所にいたのか」は偶然ではなく、戦争へと突き進んでいった政策によるものであったことが丹念な取材で解き明かされていく。
戦後70年以上が過ぎ当時の関係者はいなくなった。
そして、現代版治安維持法といわれる共謀罪が施行された。
今、戦争へと突き進み数知れない悲劇を生み出したことを振り返るべき時期に、本書は時宣にかなった出版である

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紙の本

「彰子と禾門」が白眉

2017/09/23 19:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る

櫻隊の悲劇は、新藤兼人監督が「さくら隊散る」として映画化(この原作は江津萩枝の「櫻隊全滅」)されており、知る人ぞ知る話ではある。しかし、映画は丸山定夫、園井恵子、高山象三、仲みどりという生き残った(と思われた)4人が、如何に原爆の放射能により惨死したかに焦点が当てられ、即死した5人については、殆ど触れられていなかった。
 この著書で一番印象に残るのは、タイトルの「演出家・八田元夫」(彼も演劇人として立派な生涯だった思うが)よりは、「彰子と禾門」であると思う。森下彰子とは、「さくら隊散る」では即死した一人として殆ど描かれなかった女優である。彼女が新婚間もなくであり、その夫は「無法松の一生」で園井恵子の息子を演じた川村禾門とは、何という運命のめぐりあわせ。そして、残された彰子から禾門に送った45通の恋文。もちろん、禾門から彰子に出された手紙もあったはずだが、それは当然の如く広島で焼かれたのであろう残ってはいない。1通だけ彰子が「他界したのではないかと思」いながら、自分の親族の疎開先に出された手紙は残ったが...。
 著書に添えられた写真の若き「彰子と禾門」は、現代でも通じる美女と美男のカップルである。そして、晩年禾門は白井佳夫が企画した「無法松の一生」の削除シーンを再現する朗読劇に参加する。ビデオカメラを廻した1993年8月5日、禾門は初めて森下彰子のことを語りだす。本書の白眉のシーンであると思う。こうして書いていても胸が熱くなって、泣ける。

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2017/10/17 14:23

投稿元:ブクログ

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2018/01/13 21:06

投稿元:ブクログ

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