紙の本
お気に入りの翻訳
2022/06/25 12:10
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投稿者:loveandpeace312 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本語を勉強しているフランス人の友人へのプレゼントにしました。日本語訳された書籍がすごく沢山あり、どう選ぼうかと思った時、やはり翻訳の仕方だな、と思い、好きなフレーズの日本語訳を比較しました。その中で、一番気に入ったのが本書籍です。私自身も持っている中の1冊です。
私自身は、日本語版2冊、英語版2冊、フランス語版1冊と英語、フランス語併記の書籍を1冊持っています。
紙の本
よく分からなかった
2020/09/24 08:52
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投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の生き方や社会に対する厳しい評価がされていて深い内容であるが、明確に話があるわけではないため、よく分からなかった。
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光文社古典新訳文庫の野崎歓訳でこの物語は読んだのですが、“歴史的名訳”ということで、こちらの内藤濯訳も読んでみることにしました。『星の王子さま』というタイトルを考えた方です。
一九五三年に翻訳されているためか、あまり馴染みのない言葉も使われているように感じました。単純に言葉がわかりやすく読みやすいのは、野崎歓訳かと思いました。内藤濯訳は、流れるような声に出して読みたい文章だった印象です。
どちらの訳もそれぞれ良さがあり、訳による違いを読み比べるのも面白かったです。
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かんじんなことは目に見えない。人生で大切な事が全て詰まった名作だと思います。僕も「子ども」の心を持つ大人になりたいです。
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「星の王子様」 サン=テグジュペリ
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サン=テグジュペリ(1900‐44)生誕100年記念。世界中で愛読されている不朽の名作を、アメリカで出された初版本にもとづいて改訂した新しいエディション。巻末には、ニューヨークのモーガン・ライブラリーに所蔵されているサン=テグジュペリの草稿やデッサンの中から選んだ素描(淡彩)6葉を付しました。『星の王子さま』の創作過程をたどることのできる貴重な資料です。小学5・6年以上。
「BOOK 」データベースより
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タイトルも作者も超有名だけど、なにげに読んだことない本ってのが結構あります。
「長靴をはいた猫」とか、
「100万回生きた猫」とか、
「モモ」とか、
今回読んだ「星の王子様」とか。
そろそろそこらへんも制覇していきたいな、と思いまして、ちょうどKindleのセールで売ってたので買ってみました。
最初、パイロットと王子様のやりとりがイノセントすぎて意味がわからず、
「ああ、私の中のイノセントはもう完全に失われてしまったのね(T_T)」
と悲しい気持ちになりました。
が、キツネが出てきたあたりからなんとなく説教くささがでて来て、意味がわかるように。
子供がよんだら面白いのかな?
子供なら前半から面白がれるのかな?
Amazonのレビューをいくつか見たんですが、この本はいろんな人によって訳されていて、訳によってだいぶ雰囲気がかわるみたいです。
私は岩波少年文庫で内藤濯という人が訳したものを読んだんですが、Amazonのレビューでは新潮文庫で河野万里子という人が訳したやつの方が読みやすいみたい。
たしかにあんまり読みやすいとは言えなかったので、違う訳なら読みやすいのか比べてみるのも面白いかもしれない。
大人になってしまった自分にとっては耳が痛い。
もう年齢的には大人だけど、大人ぶらずに生きていきたいなぁ。。。
ワタクシ的名セリフ
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だけど、もし、あんたが、おれと仲よくしてくれたら、おれは、お日さまにあたったような気もちになって、暮らしてゆけるんだ。足音だって、きょうまできいてきたのとは、ちがったのがきけるんだ。ほかの足音がすると、おれは、穴の中にすっこんでしまう。でも、あんたの足音がすると、おれは、音楽でもきいてる気もちになって、穴の外へはいだすだろうな。
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人間やキツネはたくさんいるけど、特別になれば、その相手は自分にとって唯一の大切な存在になって、相手との些細なことが特別になり喜びになる。
なんだかいいなぁ。
たくさんの人と出会ってきてますが、お互いそういう存在でありたいよねぇ。
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「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
「かんじんなことは、目には見えない」と、王子さまは、忘れないようにく��かえしました。
「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」
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肝心なことは、目に見えない。
よく聞くけど、そのとおりだな。。。
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子どもたちだけが、なにがほしいか、わかってるんだね。
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大人は意外と自分のことがわからない。
なにがほしいのか、なにをすれば楽しいのか、なににイライラしているのか。
小手先で自分の気持ちや行動をごまかし続けると、欲しいものもやりたいこともわからなくなってしまうこと、たくさんあると思う。
かっこつけたり、クールぶったり、ひねったものの見方をしたり。
大人として仕事して暮らしている以上、ちゃんとしとかないといけない部分はどうしてもあると思う。
でも自分のなかを大人で全部にせず、半分くらいは型や経験値を無視して、思うままに自由に動ける部分は残しておきたいなぁ。。
決まりとかルールとか無視して動ける場所がないと幸せになれないもん。
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「生きるうえで本当に大事なことって何ですか?」
人生においてのまことに大事な質問の一つに、深い思索を与えてくれる本。
大事なことを見失っている人を大人という。
大人って変だね。
大人の世界では当たり前に行われていることに、疑問を投げかける。
「それは本当に大事なことなんですか?」と。
いつまでも少年の心を持ち続ける人間でありたい。
それは人生において大事なことを大事にする自分であり続けるということだ。
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死ぬまでに一度は読んでみたかった一冊。
しかし、周りが感動しているような感想は持てず、正直なところ、なにを言いたいのかよくわからなかった。
自分も王子のような立場になったら、初めてその意味がわかるのだろうか?
あとがきにある翻訳者の息子さんの話はとても面白かった。
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星の王子様ミュージアムに行くのに、内容思い出すために読了。
とはいえ半分くらい内容忘れていました。バラかわいいバラ。
ミュージアムはやっぱり読んでから行ったほうが良いです。良かった!
個人的に、世の中生きていくのに純粋な心を持ち続けてると傷だらけになる気がするのですが、バランスとるの難しいですね。
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ずいぶん昔(若い時)に読んだときには、あまり心に残りませんでした。それは読む時期が早すぎて、人生経験もあまりない自分にとっては言葉が何も響かなかったためだと思います。しかし、今回改めて読んでみると子どもにもわかるような簡単な言葉ではありますが、その言葉一つ一つに重みがあり、中盤からは自然と涙を流している自分がいました。
特に感動したのは王子さまとキツネの会話です。有名な場面ですが、「かんじんなことは、目に見えないんだよ。」という言葉は、様々な経験をしてからこそ本当に理解することのできる真実の言葉であると私は思いました。
また、王子さまとぼくとの会話での「だけど、目では、なにも見えないよ。心でさがさないとね。」という言葉も、これからの私の人生で大切にしていきたい言葉となりました。
今回改めて読んでみて感じたことは。本を読むのもタイミングが重要であるということでした。少し心が疲れているなと感じていたときに読んだのもあり、すごく元気をもらえました。
自分を支えてくれる1冊として、これからも大切にしていきたいと思います。
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『心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ』
余裕があれば、河野さん翻訳ver.の方も読みたい
表現の柔らかさの違いとか、色々読み比べ的なのしてみたい
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やはりこの物語は,読者が誰で,どんな人間かによって受け止め方が変わってくる。それでも,多くの人の心の支えになっているのは何故か,それはじっくり読み解いてわかることだと思う。
私が初めて本書を読んだのは小学校低学年の時だった。当時は『大切なものは目に見えない』という言葉をそのまま受け取っていて,「きっと,著者は心とか優しさみたいなものを大切にしろと言っているのだろう」くらいの感想だった。これが,『大人は皆,子どもだった』ということなのか
今回,改めてその本を手にしてみると,自らに自信を持たせる処方箋みたいな役割を果たしてくれたし,自分が今,結局何に悩んでいてどうしたいのかが明確につかめた気がした。
「大学生」として生きていると周囲から言われることといえば『どこの大学?』みたいな質問とか『へー〇〇大学か,頭良いね』みたいなお世辞が多いのだが,私は以前からこれに疑問を感じていた。私が初対面の学生に出会ったときの興味の矛先は相手の大学名でも偏差値でもなくて,何を専攻して研究しているのかである。でも,それを尋ねて快く答えてくれる学生は少ないし拒まれることの方が多い。『私,君みたいに賢くないから』みたいに。誰がどれくらい頭の良い大学に行っているかなんて聞くよりも,相手が何に夢中になっているのか聞くほうが数百倍楽しいしその人らしさがわかるのに,と日頃から思っていた。
『大切なものは目に見えない』が十数年前より明確になって見えた気がしたし,こういう成長の仕方でも良いんだと少しばかり安心した。また,気が向いたときに自分の成長を確かめる意味で読み続けたい。
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<17歳になって、やっと初めて星の王子さまを読んで>
王子さまから見た様々な種類の大人がおかしかったり、かわってると思われることに少し寂しさを感じました。これから大人になる私たちも純粋な子供の目から見ればそういう存在になってしまうのかもしれないと思ったからです。
私はサン・テグジュペリが初めに書いていた「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」を思い出しました。王子さまが「はかない」という言葉を学んだ時はかないを『そのうち消えてなくなる』という意味で学び、初めての感覚(悲しくて、泣きたくなるような)を心で感じたのではないかと想像しました。そして王子さまが「消える」ということを学んだ時にじゃあ僕ははかないと感じないようにキツネの言葉を忘れないように繰り返したのかなと思いました。しかし、王子さまは最後の最後できみを通して初めてはかないを体感したのではないかと思います。だからきみに「大切なものはね、目には見えないんだよ」と教えてあげたのだと思いました。
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星の王子さま サン・テグジュペリ 岩波書店
星の絵が可愛いけれど
くまのプーさんとは大違いの内容だ
翻訳者の意識次第で
表層がガラリと変わるだろうこの内容は
内藤濯訳によるものだけれど
何とも言えず一神教に侵されて
魂を見失ったが故の依存に怯えた物語に仕上がっている
10代のときに読みかじり投げだした物を
安冨さんの「誰が星の王子さまを殺したのか」を
読んだ結果
読み返す事になって最後まで読み切りました
この本のすべては不安に怯えて物欲にハマり
脅しとだましと執着心による駆け引きを
愛だと錯覚している悲しい関係でしかないが
これを反面教師として
人生の目的を見出す道と考えれば
逆説的に良い本だとも言える
表面的な敵を求め愛国という利己的な情に訴えたのが
独裁者による縄張り主義のナチズムであり
ナポレオンであり毛沢東であり
NWOと言うグローバリズムである
それに引き換え
お互いの調和を信頼関係と
切磋琢磨によって目指したのが
俗に鎖国と呼ばれる地産地消の江戸幕府である
棲み分けと地産地消のガンジーであり
ケネディーでありホセ・ムヒカであり
北欧やコスタリカである
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2020.1.5読了。
彼女と星の王子さまミュージアムに行って話に感動し、彼女から借りて読んだ。ちなみに新潮版を読んだ。
児童書の形式をとっているが、大人が成長して見えなくなった本当に大切なものについて問いかけている大人に向けられた本だと思った。
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おそらく沢山の方が仰られているでしょうが、大人の為の小説ですよね。
色々と、心に刺さりました。
数年後に読んだら、また違った解釈が出てきそうで、奥が深いです。
他の翻訳家のも読んでみようかなぁ