「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
和僑 (祥伝社文庫)
著者 楡周平 (著)
宮城県緑原町に老人定住型施設「プラチナタウン」が開設され4年。町は活気を取り戻し居住者は増えた。だが、町長の山崎は不安を覚えていた…。「プラチナタウン」の続編。【「TRC...
和僑 (祥伝社文庫)
和僑
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
宮城県緑原町に老人定住型施設「プラチナタウン」が開設され4年。町は活気を取り戻し居住者は増えた。だが、町長の山崎は不安を覚えていた…。「プラチナタウン」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
日本の未来が明るく見えて来る作品でした。
2019/04/29 09:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の未来が明るく見えて来る作品でした。社会派小説を読んでると言うより、地域再生・日本再生の事業計画を読んでる感じの作品です。前作、614:『プラチナタウン』(2011)では現状打破が課題だったが、今回は10年後20年後の地域政策、そしてその延長線上に日本自体の再生という問題まで据えたのだから凄い。そして、国内で物事を考えようとするのではなく、広く世界的視野で考えようという前向きな姿勢に好感が持てる。そして、そのモデルとして海外に群落を形成して増殖していく「華僑」になぞらえた「和僑」という発想が実に興味深かった。まあ、物事この本のように巧くいくとは思えないが、前途に暗雲の垂れこめる今の日本ではまず何かをやることが重要なのかも。その場合、狭い日本ではなく、世界という視点が重要になって来るという指摘は正しいと思う。こうした希望を持たせてくれる作品がもっと欲しいですね。614:『プラチナタウン』(2011)の続編。