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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/08/31
- 出版社: 勉誠出版
- サイズ:19cm/348,15p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-585-29152-7
- 国内送料無料
紙の本
私小説のたくらみ 自己を語る機構と物語の普遍性
著者 柴田 勝二 (著)
虚構がなぜ告白を可能にするのか。そのしくみとは−。芥川龍之介「歯車」、志賀直哉「和解」、リービ英雄「千々にくだけて」など、明治期から現代に至る私小説を扱い、そこにはらまれ...
私小説のたくらみ 自己を語る機構と物語の普遍性
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商品説明
虚構がなぜ告白を可能にするのか。そのしくみとは−。芥川龍之介「歯車」、志賀直哉「和解」、リービ英雄「千々にくだけて」など、明治期から現代に至る私小説を扱い、そこにはらまれた文学表現としての特質と普遍性を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
私小説は、私的な小さな世界を描くと同時に、作者自身の経験や心情を描くことで、社会との対峙、他者との葛藤など、人間性に関わる普遍的な問題をも提示する。
芥川龍之介『歯車』、梶井基次郎『檸檬』、志賀直哉『和解』といった私小説の代表作から、森鷗外『舞姫』、三島由紀夫『仮面の告白』、大江健三郎『個人的な体験』など従来は「私小説」として扱われなかった作品も取り上げ、日本近代文学における「私」語りのありようを考察する。【商品解説】
目次
- はじめに
- 序論 「危機」の表象―「私」を語る機構と『歯車』
- Ⅰ 造形と告白の間
- 「弱き心」としての自我―『舞姫』と象徴的秩序
- 過渡期の〈道徳家〉―『蒲団』における造型と告白
- 反転する仮面―『仮面の告白』の同性愛と異性愛
- Ⅱ 個別のなかの普遍
著者紹介
柴田 勝二
- 略歴
- 〈柴田勝二〉1956年兵庫県生まれ。大阪大学大学院(芸術学)博士後期課程単位修得退学。同大学博士(文学)。東京外国語大学教授(日本文学)。著書に「漱石のなかの〈帝国〉」など。
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