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紙の本
米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ (日経ビジネス人文庫)
著者 マイケル・I・ハンデル (著),杉之尾宜生 (訳),西田陽一 (訳)
東洋と西洋とを代表する軍事古典として、対比的に論じられてきた「孫子」と「戦争論」。従来、相違点・矛盾点が誇大に抽出されてきた両者について、それぞれの原文を事項ごとに掲げ、...
米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ (日経ビジネス人文庫)
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商品説明
東洋と西洋とを代表する軍事古典として、対比的に論じられてきた「孫子」と「戦争論」。従来、相違点・矛盾点が誇大に抽出されてきた両者について、それぞれの原文を事項ごとに掲げ、予想以上に多いその共通性を明らかにする。〔2012年刊の修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
●『孫子』『戦争論』初の比較分析
古今東西、戦略と戦争を論じた最も重要な文献として広く認知されてきた『孫子』とクラウゼヴィッツの『戦争論』。『孫子』は簡潔な表現スタイルだが、『戦争論』は浩瀚にして難解な書物。スタイルも分量も真逆である両者をいったいどのように比較するのか? 本書は、『戦争論』研究家として『戦争論』を徹底的に読み込み、真に評価すべき言葉を選りすぐってきたかつてない書。不可能と思われてきた両者の比較を大胆に行い、矛盾点、類似点、補完関係を明らかにします。
戦略論の本質としてどのような知恵を残しているのかに焦点を絞り、統率、インテリジェンスなどトピックスごとに両書の極めつけの言葉を取り上げて解説。あたかもクラウゼヴィッツと『孫子』の著者である孫武が戦略をめぐって対話を行っているかのような体裁となっている。両者の名言集とも言える内容。軍事戦略の2大名著のエッセンスがコンパクトな1冊で理解できてしまう優れものである。【商品解説】
目次
- 序 文
- 第1章 イントロダクション――『孫子』と『戦争論』
- 第2章 叙述と研究のスタイルに惑わされるなかれ
- 第3章 戦争の定義に関する誤解
- 第4章 政治のリーダーシップと軍事的指導者・指揮官の微妙な関係
著者紹介
マイケル・I・ハンデル
- 略歴
- 軍事研究者
インテリジェンス、クラウゼヴィッツ研究の世界的な権威。アメリカ合衆国海軍戦略大学戦略学前教授(1983-1990)。ハーバード大学にて博士号(Ph.D.)取得。専門誌「情報と国家安全保障」創刊者
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戦争について考えよう
2018/05/12 10:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる「戦争法」で世間が騒がしかった時、識者がクラウゼヴィッツの『戦争論』とか言っていたので、戦争論は大著なのでこれを読んでみた。
日本では、昔から孫子だけど、欧州ではナポレオン戦争後、敗者側プロイセンのクラウゼヴィッツが戦術レベルで分析したもの。『戦争論』が戦術と戦略を概念として区分したという。
本書は、孫子とクラウゼビッツを比較して戦争の本質を考える。アメリカ陸軍大学校のテキストだそう。かつて日本の士官学校等でも研究されていたのかどうか、今の自衛隊ではどうか興味のあるところだ。まさか『戦陣訓』じゃないだろうな。