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紙の本 |
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- 税込価格:3,520円(32pt)
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商品説明
日本初の国産ウイスキー造りに精魂をかけた鳥井信治郎。明治・大正・昭和を駆け抜けたサントリー創業者と、その「やってみなはれ」の精神を受け継ぐ末裔を描く。『日本経済新聞』連載に加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「やってみなはれ」の精神で、日本初の本格国産売りスキー造りに命を捧げた鳥井信治郎。明治大正昭和を駆け抜け、日本の洋酒文化を切り開いた。仕事と人生の意義を問いかける、伊集院静、渾身の一作。日本経済新聞人気連載を書籍化。
【商品解説】
「やってみなはれ」の精神で洋酒に命を捧げた男。
サントリー創業者・鳥井信治郎の商魂
<ジャパニーズウイスキー編>
信治郎、二十歳の春、鳥井商店を開業。明治39年、屋号を寿屋洋酒店に変更、日々葡萄酒の味の研究に勤しむ中、赤玉ポートワインが完成する。ライバルは東京、神谷伝兵衛の蜂印葡萄酒。宣伝の重要性を知っていた信治郎は、新聞広告、赤玉楽劇座、ヌードポスターと攻勢に出た。国産ウイスキー造りは周囲からは猛反対にあっていた。そんな時、関東大震災が起きる。瓦礫と化した東京を見て、信治郎は誓う。「わてが日本をええ国にするんや。ウイスキーを作ってみせる」。竹鶴政孝を雇い、莫大な借金をして山崎蒸溜所を建設する――。【本の内容】
著者紹介
伊集院静
- 略歴
- 〈伊集院静〉1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業。CMディレクター等を経て、作家。「乳房」で吉川英治文学新人賞、「受け月」で直木賞、「機関車先生」で柴田錬三郎賞受賞。
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